■ シイタケの春

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クマコラム
20000407

我がクマハウスのシイタケが旬を迎えたようだ。
薪ストーブ用に仕入れたクヌギの枝にシイタケ菌を埋め込んで3年目の春である。
「すぐにはできませんよ」と園芸屋さんに言われていた。
すっかり忘れていたのだが、昨日裏庭に行ってぎっしりなっているのにびっくりした。

昨年は、梅雨時に少しばかりできていた。
しかし、梅雨時だったこともありナメクジに大半を食われてしまった。
今年は、ナメクジに食われる前に、早速シイタケステーキにして食べてしまうのだ。

話は変わるが、一昔前、北海道で床下に大量のキノコが発生して話題になったことがあったらしい。
屯田兵で北海道に渡った人たちの苦労は、激務との闘いもさることながら、寒さとの闘いもあった。
本州仕様のいえでは、とうてい寒さはしのげない。
あの手この手で、すきま風を埋めたり、コンクリートブロックで造ってみたり、断熱材を入れてみたり、試行錯誤を繰り返したと聞いている。
そんな試行錯誤の途中で床下にびっしり、なみだ茸というのが生えたことがあるらしい。

湿度と温度の好条件がそうさせたらしい。
冬寒い時期、家の中でガンガンストーブを焚き、床下も通風させないでいたのだろう。
冬の北海道は湿度が高いので、断熱をしっかりしていないとどんどんいろんな場所で結露を起こしてしまう。
そんな、冬の高温と高湿度の中で、キノコが発生したのだ。

裏庭のシイタケなら歓迎だが、土台に生えたなみだ茸は煮ても焼いても食えない・・・!?

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