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今週末、かれこれ14年も前になるだろうか私が設計した建て主のご家族とお会いする。当時まだ2歳くらいだったと思う娘さんが高校生になり建築の道に興味を持っているという。なので、私の話を聞きたいというらしい。そのご家族とは娘さんも一緒に3年ほど前、キャンプも一緒に行っていた。同じかまどの飯を食ったモノ同士だ。ならばご家族ご一行様を葉山ビービーキューにお迎えすることにした。

建築の道ってどうなんだろうねえ。私は30歳になろうかという頃、漁師の道にそれかかったことがあるが、かろうじてそれまでのキャリアを活かした方が良いだろうという大人な方針決断でこの道を進むことに決めた。いろんな可能性を試すことができた30歳。それでも、堅い道を選んで後悔しないことにした。今でも、道を悩むが漁師になる道を選択するようなことは無くなった。

かつてサラリーマン時代の盟友たちの息子さんたちが私(の職業)に興味を持ち、何度か建築の道ってなんぞやと訪ねてきたことがあった。(親戚いとこなんかも)私自身なにかあやしげなことをやり、それでなにか喰っていっているらしい。それってなんなんだ?みたいな興味だったと思う。私もそれってなんなんだ?とも思う。

今週末逢う高校生の娘さんに、何故私がこの道を選んだのかという原点的かつとても無責任なことを書き殴ったモノがあったので予習してくるようにと添付しておいた。


これでやめとこうと思うか、興味を持つかは私の関係するところではない。無責任な大人の言うことは、聞いてみるのも良いのである。肩に力が入っていないぶん、真意なのだよ。










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