春呼は
血統的に春呼は股関節形成不全を背負い込んでるのです。
ネットで検索すると本当のとーちゃんかーちゃんじーちゃんばーちゃんみんなそのようでした。
だから、いつか歩けなくなり、介護をしなければならない時期が来るのかと思っていました。
一昨日あたりから、後ろ足に力が入らないような仕草をし始めたので、とうとうきたか!という感じでし・・・・た。

症状を記録するために歩く姿をビデオ撮影。
水平な地面をファッションモデルのように3往復ほど。
傾斜のある地面を下がりきったところで、後ろ足がとられて転ぶ。(悲しい)
もう一度。今度は往復できる。
(が、大丈夫な姿よりも、しっかりと悪いところを撮影してもらう方がいいのだけど。)

病院は、横浜にある股関節形成不全治療では日本で一番と実績のある「みなとよこはま犬猫病院」。
5年ほど前、私のお客さんのシェパードがそこにお世話になったという話を聞いていた。
日本全国から、その先生を頼って治療にくるらしい。
そのときにしっかり診てもらっていればと悔やまれる。

ビデオ撮影後、1時間ほどして、診察が始まる。
後ろ足を手でまさぐる。『かなり悪いねえ。』(がっくり)
前足も手でまさぐる。『こっちも悪いねえ。』(さらにがっくり)
レントゲンを撮るので麻酔をかけますと言われ奥に連れて行かれる。
股関節を伸ばした状態でレントゲンを撮るので痛みが伴うらしい。
それで、麻酔をかける。
2時間後、麻酔も切れかかりもうろうとしている春呼のそばに行く。
麻酔が切れていないのか、足に力が入らないのか、立とうとしても立てない姿が痛々しい。

しばらくすると、立ち上がることができた。
そこから一緒に先生の診察室へ結果を聴きに行く。
/////以下レントゲン写真を前に聞いた概要/////
ーやはり股関節形成不全ですね。
ーかなり小さいときにしっかり股関節が成長しなかったようです。
ー結論から言うと、今すぐ手術という状況ではないです。
ー今まで、股関節が不良であっても、まわりの筋肉とかが発達して普通の生活ができていたからです。
ー小さいときに股関節形成不全の前兆が見えたら今は直すことができます。
ー講演などで力説しているので、10年後には股関節形成不全の成犬はめずらしくなっているでしょう。

ー急に、後ろ足に力が入らなくなったということらしいですが。
ーおそらく体重の増加、あるいは怪我で、急に痛くなったのではないかと思います。
ー突然、歩けなくなるということはあまりありません。
ー小さいときから後ろ足をかばうため、前足がとてもマッチョになってます。
ー前足は、全然問題ありません。
ー治療方法は、体重を落とし、筋肉増強剤を投与して後ろ足もマッチョにしましょう。
ー痛み止めと筋肉増強剤で2週間様子を見てみましょう。
ー体にメスを入れるのは最終手段としましょう。
ーその方が、体の負担が少なくてすみます。
ー今日は一日安静にしてください。

昨日、電話で予約を入れた時には『その日の内に手術になることもあります。』と脅されていた。
先生の話を聞いて、少しは気が楽に。
『もうだめです。すぐに手術です!』よりも、普通に戻れる可能性があるらしい。
ダイエットとドーピング。
スポーツ選手なみだが、それで普通の生活が復活するのであれば一番望ましい。
しかし、今日も朝から、1階から3階までを35Kgの春呼をだっこして、3往復。
こっちが鍛えられて、マッチョになりそうだ。
一緒にマッチョになろうか、なあ、春呼!

というわけで、少しは光が見えた一日でした。

haru_3.jpg

みなさん、応援ありがとうございま〜〜〜っす。
ダイエットして、運動して、ちゃんと歩けるようにがんばりま〜〜っす。
今日は、3階まで階段を上がれました。
でも、ちょっと足が痛かったです。
でも、とーちゃんが後ろで見てくれていたので頑張りました。
春呼

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