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GWが過ぎた今頃、シロアリがいる近くで羽アリが飛ぶことがあります。
本州ではどこにでもシロアリがいると言われていますが、家の中に巣は作って欲しくないところです。

シロアリの生息3条件は、「闇」「木」「水」です。
家の廻りや家の中でこの3条件がそろうと、必ずと言って良いほどシロアリが生息し始めます。
「闇」と「木」は木造家屋であれば、どこの家でも存在します。
水に関しては、建築的工夫と注意で防ぐことができます。
また、直接木部が土に接しているようであれば、そこからシロアリが家の中に進入してきます。
基礎や土台の上に木の構造が乗っていれば、まだ食害の恐れは少なくなりますが、一部でも土に接していればシロアリが喰いあがってきます。
ある建築家が設計した家で、基礎の立ち上がりをそっくり外壁の木で覆い、土に接するデザインをしている家がありました。
たしかに基礎の立ち上がりが見えなくなりスマートでかっこいいのですが、見るだけでぞっとします。
特に私の経験では、日本のヒノキや杉よりも外来産の木が喰われやすいように感じています。
そのスマートな家の材料はレッドシダーでしたので、シロアリに喰われるのは時間の問題ではないかと。
そして、基礎と木部の間にできた蟻道は発見されにくく、気がついたときにはかなり喰われているようなことが容易に想定できます。
今の時期、羽アリが飛んでいたら要注意です。

バナーの写真は、シロアリではありませんが、昨日から我が家に大量発生しています。
どこから来たのか、甘いものがあるところではないところにいるのが気になります。
過去に3階キッチンの砂糖、2階の猫のドライフードを目当てにくろありが遠征してきたことはありました。
今回は何を目指しているのか今のところわかりません。
まあ、害を与えなければ良いのですが気になります。





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