本サイト運営者かつ設計者佐山の自邸です。
2005.05.08現在は、ここで設計事務所を営んでおります。
土地探しに3年かかりました。
購入に踏み切るだけの魅力ある土地に佐山のコンセプトを詰め込んでおります。
見学ご希望の方は佐山までメールしてください。予定調整の上、喜んでご案内致します。
■ 物件概要 |
設計 :(株)生活空間研究所 一級建築士事務所 佐山希人 田中伸二
構造 :地下1階RC造、地上3階木造軸組構造
設計期間:1996.3〜1997.8
施工期間:1996.11〜1997.12
施工 :(株)山洋工業 土橋明 福島晃仁
● デザインコンセプト |
『怪しい居酒屋』
● このすまいの特徴 |
屋上庭園、薪ストーブ、囲炉裏、地下室、国産材活用、木造打ちっ放し、シュリンクス、造作キッチン、船舶用照明、船舶用丸窓、丸太庇、木製サッシ、2世帯住宅、混構造(鉄筋コンクリート造+木造)、3階建て、犬猫との暮らし
▼ 屋上菜園から海を望む |
▼ 屋上菜園から3階テラスを望む |
▼ 屋上菜園のトマトと外観 |
▼ 玄関ピロティ |
▼ 玄関と薪ストーブ |
▼ 屋上植栽マップ(イラスト:鈴木香住) |
● 以下はオープンハウス(見学会)の広告に掲載された内容です |
▼ 屋根にも緑を |
人が家を建てるとその屋根の分だけ緑が少なくなります。葉山のような緑豊かな場所はみんなで緑を守っていくことが必要です。地球のこともかなり心配ですが、実は庭仕事や畑仕事はとても楽しいので屋根に土を入れて楽しむことにしました。
▼ 誰に使ってもらえるのかな? |
木を切る人だって使う人の顔が見たいに違いありません。今回は、建て主さんが木を切る人の顔が見たくて、直接杉材を秋田から取り寄せました。製材所の方はとても一生懸命材料を吟味してくれました。
建て主さんは一生大事に使ってくれるでしょう。
▼ あ〜、もったいないもったいない! |
木は自由自在に加工できます。あまった材料は有効に使います。今回は玄関の床に筋交いのあまりものを使いました。使い道が無くなった残材は最後に薪となり生涯をまっとうします。
▼ 実は建物全体が風の抜ける煙突なのです |
この建物は、高断熱・中気密の煙突構造になっています。冬は、1階の薪ストーブの熱が3階まで上がっていきます。夏は3階を吹き抜ける風が1階や2階の空気も引っ張っていってきます。どちらも自然にまかせたいので中気密にしました。機械に頼る高気密の家は息苦しいような気がしませんか。葉山では、自然とうまくつきあうことが、オシャレで楽しいことだと思います。
▼ 風に吹かれることが気持ちいい |
風に吹かれていると人間も生き物の一員なんだって思い出させてくれます。だから、大きなテラスをつくりました。ここは、外のリビングにもダイニングにもなります。とっても贅沢な空間です。
▼ 風通しが一番! |
玄関や台所、お風呂は別々なので気兼ねしないで二世帯が暮らせます。建物も親子関係も風通しがいいのが一番!
▼ フローリングではなく板張りの床にしました |
木は断熱材であり、蓄熱材でもあります。そのなかでも杉のような柔らかい板は吸湿性にも富み、健康的であり、とても人にも猫にも優しいのです。素足で歩きたくなります。
▼ どこにいても気持ちいいニャ〜 |
ぼくらは誰よりも気持ちのいいところを知っているんだけど、どこでゴロにゃんしたらいいのか迷ってしまうよ。
▼ 床がぽかぽかなんだニャ〜 |
床下に砂利と炭を敷いてその中に温水パイプが引いてあるとか言ってたけど、とっても気持ちいいニャ〜....
▼ ぼく専用の玄関があるんだ! |
ぼくだって自由にお出かけしたいっていったら玄関をつくってくれたんだ。でも兄ちゃんは3階のテラスの方がいいらしく、ここはぼくの専用玄関ってところかな。(たけし)
● この『葉山。木・風・猫の家』は見学可能です。 |
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