クマコラム
19990323

お彼岸ついでにお墓の話。
小さいときに病死した弟のお墓をつくることになった。
いずれは、私も入ることになる。
すまいづくりは自分探しと日々主張する私がお墓をデザインすることになった。

石屋さんと打ち合わせをした。今は外柵(すまいづくりの場合は外構にあたる部分)は、御影石でやるのが一般的らしい。私は赤煉瓦でデザインしたいと申し入れた。
失敗事例を多く経験している老舗の石屋さんは、経験談をいろいろ話してくれた。
50年石屋さんをやっているが、赤煉瓦は初めてだという。
北海道で組積造を数多く手がける建築家がやはり赤煉瓦でお墓の外柵をデザインした事例を知っていた。良識ある大学教授でもあった。
家族に赤煉瓦の話をすると反対意見の方が多かった。
風化が早いのではないか、周囲の品位に合わないのではないか。
一坪ちょっとのお墓のデザインでも意見がいっぱいでる。
整理しなければならないことも数多い。
隣のお墓に見習って同じデザインでやるのが一番簡単だ。それでいいのか。
家族や自分も入ることになる大事なお墓だ。
時代や既成概念に合わせることが一番良い方法なのか、家族とともに大いに悩んでいる。

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