クマコラム
19990504

黄金週間。

大きな荷物を担いでホームに立つ。
電車を待つ間、荷物を乗り口において少し席をはずした。

戻ると、荷物の後に人の列。
荷物を手にしようとかかんだ瞬間、咳払いとともに私の頭にタバコの灰がふりかかった。
振り向きざまに「灰皿のあるところですって下さい。」とにらみをきかした。
何の詫びもなく「いいじゃないか」と開き直った。
口論になるが、やめる気配なし。
すいおわると足元にタバコを捨て足でもみ消した。
どうかしてしまったのか。ニッポン。
そんな旅の始まりだったが、焚き火を前に酒知林林の真っ最中、隣の茶髪集団テントから「うるさい!」ときた。
「なに!」ときれて、そのまま宴を続けた。
タバコ野郎と酔っぱらい。
どちらも自分のことしか考えない。
どうかしてしまったのか。
大きく大きく反省である。

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