クマコラム
19990817

本HPを更新していない間いろいろなことがあった。
「海老名。木・風・見晴らしの家」「湘南台。木・風・犬の家」ふたつのすまいが竣工した。
柿渋のイベントも無事終了した。
海老名のすまいでは、建て主が床に柿渋を塗った。
40坪以上もある床一面と家具内部を塗った。
少しだけ手伝った。
造り付けの家具内部はやはり接着剤の匂いがするために柿渋をぬった。
柿渋はホルムアルデヒドを吸着させる効果があるということで家具のなかを塗ることにした。
床を塗るのはやはり雑巾掛けの要領かモップにしみ込ませて塗る方が塗りやすそうだ。
刷毛で塗る場合は、気泡ができるとそこがムラになりやすいのでぼろ布で拭き取るのがコツだ。
8/15には、京都から柿渋メーカーのトミヤマの吉村社長にお越しいただいた。
その様子は→  でご覧いただけるので参考にしてほしい。
湿疹ができている肌に柿渋を塗ると湿疹が消えるというお話なので我が犬社員の春呼に塗ってみた。
彼女は生まれ持ったノミアレルギーで夏は特に荒れるらしく背中じゅう湿疹ができていた。
会場で湿疹部分に塗ってみたのだが、それからかゆみが納まったらしく落ち着いているようだ。
人間も赤ちゃんなどはてきめんに効果があるという。(原液を3〜4倍に薄める)
柿渋はこれからの暮らしを支える貴重な伝統文化なのかもしれない。
屋敷内に柿ノ木を植えると昔から魔除けになるともいわれているのですよと吉村さんからお聞きした。
早速我が家も柿ノ木を植えることにした。

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