クマコラム
19990915

法光櫻子。今日クマの弟の納骨がある。
湿った話しで申し訳ないが、やっと兄の私の落ち着き先が決まったので一才の時に病気で死んだ弟の墓が葉山につくられたのである。
墓をつくる石屋に再三頼んでおいた、つくる過程を見たいとのクマの希望は結局かなえられなかった。
使う石やデザインなどは綿密に打ち合わせしたのだが、施工の時に見たいという建築家業を営んでいるクマの要望はさっぱりと裏切られてしまった。
そろそろかなぁと計画地を見に行ったらもう立派にできていたのである。
う〜ん?どうしたものか。
事前に打ち合わせしていたような石屋自慢の基礎はできているのだろうか?500年たっても傾かないように造られているのだろうか?
この目で見ていないので心配なのだ。クマが心配してもしょうがないのだが、どうせ入るのならちゃんとしたところにクマも入りたい。
明日、俗名「佐山なぎさ」という弟が新築のお墓にはいる。彼は、うれしいのだろうか、やれやれと思うのだろうか私にはわからない。
ただ、いままで遠く離れてた北海道の先祖の墓に入っていたよりは家族のいる葉山に来てせいせいするような気がするのではないかと思う。
まずは一番乗り新築のお墓に一人暮らしなのだ。いいぜ!きっと!
たまには、春呼をつれて酒瓶片手に行ってやるか!
もういまでは34才の男だろうから!クマのいろいろなつらい話しも聞いてくれよ!なぁ!

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