クマコラム
19990904

テレビ朝日のHPからの引用です。

9/4。大阪。光の中、拍手鳴りやまず??。

音楽家、坂本龍一氏が地球環境、愛、救い、そして共生をテーマに取り組んだ新しい時代の総合舞台芸術「LIFE a ryuichi sakamoto opera 1999」(朝日新聞創刊120周年、テレビ朝日開局40周年記念)が4日、大阪・大阪城ホールで開幕した。
世界的に知られる坂本氏が初めて手がけた「オペラ」とあって、約6500人の観客で会場は満員になった。

「LIFE」は坂本氏作曲の音楽に、映像、テキスト、ダンス、さらに最新のインターネット技術を織り込み、20世紀の音楽と人類の歴史、さらに地球規模の生命の盛衰と共生を描いた壮大な作品。
山本耀司氏がデザインした黒マント姿で登壇した坂本氏はピアノを弾きつつ、自身でオーケストラを指揮。後ろに据えられたスクリーンには、今世紀初頭の映画「月世界旅行」に始まり、歴史映像、コンピューター・グラフィックスなどがテーマに沿って次々と映し出された。
第1部、第2部とも、テノール歌手ホセ・カレーラス氏が、村上龍氏によるオリジナルのテキストを読み上げる印象的な場面で始まった。

ノーベル平和賞を受賞したダライ・ラマ14世や女性パフォーマー、ローリー・アンダーソン氏らへのインタビュー映像が、アントニー・リッツィ氏らによるダンスや世界各国の民族音楽歌手らの歌と呼応しながら、歴史や共生についてのメッセージを訴えかけた。

約2時間の公演が終わり、会場内は感動に包まれた。
公演は5日まで同所で開かれた後、9日から12日まで東京・日本武道館で開かれる。

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