クマコラム
19991129
ヘッド・オン・タックル。ラグビーの体力技。
危険な技だそうだ。誰に危険かって?、あったり前だろう!タックルするほうに危険なんだ。
へたにタックルすると走り込んでくる相手のひざ蹴りを食う。
ひざ蹴りを食うと星がちかちかして、意識を失いながら試合をすることになる。
クマも高校生の時、試合で何度も気を失った。
気を失う自分の自覚はない。試合が終わった後、風呂に入って意識が回復した。
あのとき、こうしていればと思うが、ラグビーの試合はそうはいかない。
敵も真剣なのだ。こちらも真剣なのだ。体の大きいもの同志が真剣にぶつかるのだ、カラダで。
試合はおもしろい。ただただ、前に前にと、ひしゃげた楕円形のボールを追って走るだけなのだ。
危険な技こそ、相手を一発でしとめることができるらしい。
クマは、中央突破が得意技だった。そうそう決まる技ではないが。
相手がいようと、タックルしてこようと、えいや!っと、ど真ん中を走り抜けていく技なのである。
それは、不器用であり、体力と脚力があるクマには打ってつけの技で誰にでもできる技ではなかった。
高校生のときのことだが、それは。
しかし、今でも、そんな生き方をしている。
進行しているプロジェクトで盛んに文句を言う、足を引っぱるだけのやつがいる。
なんでそんなに足を引っ張るのかがわからない。こちらは、わからないから、プロジェクトの全員がいる前でわからないと言う。するとわからないクマが、悪者になるようだ。
悪ものになって、プロジェクトのほんとうの目的をみんなで共有し、その目的に向かって行こうじゃないかと言い続けるしかクマにはなすすべがない。
壁は多い。タックルしても、タックルされても、起き上がってくる、足を引っ張るやつが。
やはり、あたまから腹をねらい打ちする「ヘッドオンタックル」しかないようだ。
危険を承知で中央突破とヘッドオンタックルのあわせ技で、気持ちを入れてやってみっか!
今日も生きていくぞ〜!
でした。
こりゃ、今読んでみたら???だ。
言語明快意味不明!
でも、当時の熱さは伝わってきた。
この意気込みを忘れずにいつも光り輝く太陽のように熱く燃えていなけりゃいけないなと。おもひました。