クマコラム
20000106

さあ、今年も仕事を始めるのだ。

最近、自分自身が変化しているコトに気がついた。
一番大きく変わったことは、TV、ラジオを問わずNHKを視聴するようになったことだ。
以前は、民放の番組を見たり、ラジオであればFMを好んで聞いていた。
しかし、最近では、それらの番組内容が耳にきんきんと響いてうるさく感じられるようになったのだ。
車の中でもFMではなくNHKなのだ。
高速道路を走っていても何の飾り気もなく淡々と進行するNHKの番組が心地よく感じられるようになってしまった。

う〜ん。。。
歳を重ねるということはそういうことなのだろうか。
じじくさくなってきたのだろうか。

おとといの夕方、渋滞の横浜駅周辺でNHKのラジオ番組で湯川れい子が90年代のロックシーンで一番才能を感じるミュージシャンは「ベック」だといっていた。
「ほう〜、またジェフ・ベックが復活してきたのか。最近はジェフを取って名乗っているのか」と感心していたら、今年彼は30才になるのだとれい子おばさんが言っていた。
「ん?ん?ん?」と思いつつ、「なかなか、いいよこれ」と数曲聞き入っていた。
「今、渋滞の中で聞いている方も多いと思うけど、最近ロックから少し遠ざかってしまった40才から50才くらいの人は、ベックを聞いてなかなかいいぞって思っているんじゃないかしら。昔は、ビートルズから始まってクリムゾン、ツェッペリン、T・レックスあたりまで聞いていた人はとても懐かしい感じがするかもしれませんね。全ての要素がつまった感じですもの。」
ずぼしだった。すこし、照れくさくなってしまった。
でも、いいものは、いいのだ。
30才であんないい感じの音楽を創れるなんて、やはり才能があるのだろう。

「最近のロックは、邦楽、洋楽を問わず、キンキンする音づくりがおおいけれど、ベックはそういう一群からすこし違うところで音を造っているんですね。」とれい子おばさん。
30才にしてベックはNHK的な音楽造りをしているのか。
よ〜し!クマも30代最後の年から、NHK的な仕事を始めよう。

NHK的なとは?
温故知新。
キンキンしない。
聞くものに媚びずに淡々と。
自己を他と比較するのではなく、独自に自立すること。

なんだか、今年の目標のようだ。

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