クマコラム
20000127

先週「横浜。木・風・水槽の家」の上棟式があった。
多くの職人さんの力で一軒の大きな家の棟が無事にあがった。

今日は上棟。

1階の大きな吹き抜け。
6寸角、杉の堂々たる面付き柱がそびえている。
迫力ものだ。
現代建築は、伝統的な材料から解き放たれるべく、材料がより細く、より強くと身軽になることに腐心してきた。
しかし、材料の持つ息吹を感じようとすると太く力強くなるのだ。

みんなで力を合わせてすまいはできあがる。

棟梁により、上棟の日付が刻まれた。

気持ちが引き締まる。
無くしたくない日本の伝統儀式。

無事の上棟を祝い、そして感謝の意を込めて、建物を塩、米、酒で清める。
これから、黙々とすまいと格闘していく、丸山さん(奥)と全体を切り盛りする宮原社長(手前)。

一通りの挨拶のあと、宴が始まった。
施主の奥様手作りのおでんが温かかった。

「お湯割りあるよ〜」
左から、建て主さん(クマではありません)、宮原社長、佐藤常務。

鳶さんによる、「木遣り」が始まった。
みんな「うぉ〜」とだけ声を合わせる。

宮原社長による一本締めのあと無事上棟式が締められた。
とてもとても寒い一日だった。

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