クマコラム
20000206
我が家にタンノイの同軸一発スピーカーがやってきた。
貧乏建築家崩れ旧友の質草として、私が奴のところから持ってきたのだ。
同時にCDも40枚弱、預かってきた。
今月の家賃が払えないというのだから仕方がないのだ。
質草のかわりに10万円置いてきた。(笑)
ところで、タンノイって何?という方のためにちょっとだけコメント。
イギリスのオーディオ・スピーカーで、音が奥に広がるスピーカーとしては世界で一番といわれるもの。
特に弦楽器やピアノの音色がすばらしいともいわれている。
そんな立派なスピーカーのことなのだ。
そうなるとやはりクラシック音楽が聴きたくなってくる。
うまい和食にはやはり日本酒が欲しくなってくるように。
クマは、高校生時代バロック音楽から始まって、ドボルザークあたりまでは聞いていた。
いいスピーカーがやってきたのだ、やはりバッハのブランデンブルグ協奏曲5番のチェンバロが聞きたくなってしまった。
早速、スピーカーをセットし、イ・ムジチの5番を聞いた。
う〜ん、元気のいい5番が飛び出してきた。というよりは、広がったという方が正しいか。
ドボルザーク交響曲8番のティンパニも奥の深いいい感じだ。
ベックはやはり少しなじまないようで、JBLがあいそうだ。
しかし、質草として仕入れてきたエンヤのCDがとても良く、奥に広がるタンノイと良くマッチして、彼女の世界にぐいっ!と引きずり込まれてしまった。
クレジットを見るとすべてひとり(作詞作曲は勿論のこと、なんとコーラスから演奏まですべて)でやっているらしい。
今まで、あまり詳しく知らなかった彼女のことだが、なんだか強烈な才能に思いっきり魅了されてしまいそうだ。
これは、タンノイのせいなのか、彼女のせいなのかわからない。
もしかしたら、家賃を払えない貧乏建築家崩れのせいかもしれない!?
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