クマコラム
20000423

今日、また、カチンときてしまった。
カチンではなく、ガツンだった!おおいにガツンときた!

昨日、クマが設計したお宅に遊びに行った。
帰り道、もうそろそろ半ばまで来たナというところで、オカマを掘られてしまった。
大したことない事故だったが、ゴン!ときた。
やれやれ、またしばらく時間がかかるな〜と思いながら、車を降りた。

クマの場合、ただでさえ、風貌が恐いらしいので、『いやいやまあね〜、あんたさ〜、ちゃんとまえみてはしってんの〜〜〜、んんん・・・』と気持ちを落ち着かせながら、車を降りた。
なぜならば、昨年ぶつけられたときに「おりゃ〜〜〜〜、なにまえみてんじゃ〜〜〜、あんたがわるんでしょ〜〜〜!!!!!!!!!」って、降りていったら、それっきり、私は悪くありませんと貝になってしまったご婦人とのトラブルがあった。
結局そのときは、保険に任せようと思い、ろくに挨拶もせずに立ち去ったのだが、その後、ご婦人はやっていませんの一点張りで、最後には内縁の夫が出てきて、すごまれて、こちらが根負けしてしまったのである。
車両保険に入っていれば、こちらも保険に任せておけばよかったのだが、そうではなかったので、保険屋も動いてくれなかったのだ。
この、コラムを見て、ん?ん?と思う方が居るかもしれないが、車両保険に入っていない場合、加害者が否認すると被害者側の救済手段はないのである。
相手が「私は悪うございません!」と言ってしまうと、被害者は何もできなのである。
この手のケース、人身事故は経験していないが、物損事故の場合は、泣き寝入りをさせられることが多いようなのだ。

被害者であるクマが、低姿勢に出ていって、加害者側の「どうもすいません。こちらが悪うございました。」と言うのを聞いて、ホッとした。(よっし!それでこそ、日向を歩くまっとうなニンゲンだ!と思った)
そう相手が出てくると、相手の気持ちもわかるし、こちらもそうそうとんでもない大事故になっているわけでもないしと、うにゃうにゃ、うにゃにゃ〜という気分になってくる。
「まあまあ、あんたはちゃんと保険でやるんでしょ?」「はい・・」と確認を取り付けて、あんたも気をつけてねと優しい気持ちになりながら、藤沢を後にした。

ところが、一夜明けた今日の保険屋の応対には、カチンときてしまった。
あっ!あっ!カチンではなく、ガツンだった!
この話は、しばらく続きそうなので、連載コラムとする。

つづく・・・

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