海のソバ、山のヨコ、そして薪ストーブ生活に欠かせない我が家のサンダル軽トラ。4代目のスズキ君が最終処分場に連行された。2004年の春にやってきた。都合2年弱。残念ながら欠陥持ちの彼はたいした働きはできなかった。そもそもネットオークションで落札し、神奈川の西部、秦野から葉山にやってくる間にオーバーヒートしたのだ。そんな玉を掴まされて文句を言うも「ノークレーム・ノーリターン」の了承を盾に出品者は全く応じなかった。悔しいが動かないわけではないのであきらめて、4代目を彼に任せることにした。しかし、冷却水が回らず夏はオーバーヒート。冬は暖房が効かない。もちろん、遠出はできない。従って、薪の運搬という至上の命題はからっきしだめな、役立たずのやつだった。
軽トラを使い始めて9年目。都合9年で4台なので2年強/1台。まあそんなものだろう。中古で10万円を基準に乗りつぶし続けている。もうネットオークションで車を買うのはやめようと思っていた。が、そろそろ4代目が車検切れとなるのでオークションをちらりと。すると、10万円未満の落札が多いことに気がついた。だめもとでチェックしていると思いがけず落札してしまった。ダイハツ、ダイハツ、スバル、スズキと乗り継いで今度はホンダくん。今まで一番使えたやつはスバルくんだったような。しかし、今日平塚から乗ってきて走り屋はホンダくんかもしれないとおもった。一般道で他の車に混じって、楽々80kmオーバーで闊歩してきた。3代目のスバル君は、積載重量350kgのところ、薪用の丸太を700kg近く積んで楽々一般道を闊歩してきた。それに比べてどうなのか。ホンダくんのダッシュボードに入っていた記録簿を見ると山梨のワイナリーで修行を積んできたようだ。期待出来るかも。しかし、老体は老体。大事にかわいがっていきたいと思う。
▼4代目スズキ君
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