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私の愛用しているデジカメ。contaxのi4R。もう数年前に廃盤。メンテナンスは京セラがまだ行っている。先月映像によこしまが入るようになり、今回で3度目のメンテナンスを終えて今日もどってきた。記憶によると2004年の秋頃から使っているので5年ほど私の手の中にある。ちなみに購入価格よりもメンテナンス費用が上回っている。

このカメラはシャッターが押しにくくシャッターチャンスを逃すことも多い。しかし、買い換えれば済むのに動かなくなるとメンテナンスに出してまで手元に置いておきたいという不思議な力を持っている。それは、おそらくデザイナーの力なのだと思う。使いやすさをよりもデザイン性を優先。かつ、いまだこのサイズより小さいデジカメは無いと思う。扱いやすい・大液晶画面・手ぶれ補正などない。現行デジカメとは逆行するが、私の手元でいつまでも現役であってほしい。

デザインの力って、デザインする人の割り切りと思い切りだと思う。たまたま、その思い切りの良さが使い手の私とフィットしたのだろう。私もすまいをデザインするときに大切にしたいことを最優先して大きく割り切ることが大切なのだと思い知らされる。風見鶏。八方美人。はデザインする側の大切にしたい想いは伝わらないのだろう。

媚びないクールな色あいが特に気に入っている。
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