■ 40代最後の一年を迎える

今日から49歳。いよいよ40代最後の年となる。80歳まで生きるとして、あと30年あまり。これを短いと思うか。まだまだと思うか。私の仕事は「オールドマン・ビジネス」というらしい。50歳を過ぎた頃から、脂がのりだし死の直前までやっていける。最後の最後まで鉛筆を持ち続けることができる。いつかの時点で隠居生活を送り悠々自適に過ごしてみたいとも思うが、そんなことはできそうもない。走り続けるしかない。

走り続けると言えば。世界一周のアースマラソンに挑戦し続けている間寛平。前立腺ガンが見つかったという。朝のニュースで、気を落とした間寛平の映像が流れていた。60歳。うちひしがれながらも前を向く姿に勇気をもらう。なんとしても成功して欲しい。そしてマラソンも病気にも打ち勝って欲しい。

昨日引退表明した千代大海。悪だった青年が大関にまでなれたのは「目標をひとつ持つこと」が大きかったという。人間目標を持つことが大事だと。

私は目標を明確に持っているか。何を目指して生きているか。何を目標に生きているか。漫然と死に向かっているだけか。その辺のところをきちんと考えながら生きてゆかなければならない年齢になってきている。それにしても、毎日がとてつもなく早く過ぎてゆく。