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ツイッターを眺めていると少なからず、触発されることがあります。それは、言葉だったり、返信のしかただったり、写真だったりいろいろです。そこから、その事象に興味を持ち少し掘り下げてみることもあります。今朝、一番で惹かれたのは下の写真でした。宇宙の奥深さや建築的な美しさを感じます。

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『北極が一番月に近くなる日の夕日の写真』だそうです。この写真を見て、「月 太陽 地球」で検索すると「月太陽発電ルナリング」というある技術方針に出会いました。(バナーの写真は、その清水建設のサイトから引用しました) その希望的技術は、「月の赤道上に太陽光発電パネルを帯状に敷き詰め、発電したエネルギーを地球に送る」というもの。壮大な計画だ。化石エネルギーの代替エネルギーとして、地球にインパクトを与えずに持続可能なエネルギーをつくってしまうというもの。莫大なお金がかかりそう。その発電パネルをつくるために地球にインパクトをあたえないのか。隕石がパネルを壊してしまわないか。いろんな予測可能なリスクはあるでしょうが、考えて実行に移そうとすることがまずは必要ではないかと思います。


また、こんな言葉にも触発されました。

「頭の中を同じ考えが堂々巡りしているのは完全に行き詰まった証拠。すぐに考えを変える。しかし、前の考えを捨ててはいけない。並走させて検討していくと、欠点が見えてきて新しい考えより優れたものになることがある。」

まさに、先週ある建築コンペで、地下1階+平屋の2層計画にこだわっていたのですが、どうにもプランがあることで堂々巡りに陥り混沌としていました。締め切り前日、えいやと地下1階のこだわりを捨て、単純な「風の建築」で再構成するとすんなりまとめることができました。やはりコンセプトを「化石燃料代替エネルギーの模索」にシンプル化することで解決できました。「堂々巡り→すぐに方針変更」これは肝に銘じておくことに。

ツイッターはROMに徹していますが、個々人では何に関心があり、個々人の潮流を通じて、世の中の動きを知るにはとても良いツールだと感じています。ブログのようにそのサイトに行かないと出会えないわけではなく、ある意味垂れ流し状態を俯瞰していく中で、いろいろなヒントがあるというのが今のところツイッターとのつきあい方になっています。



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