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4日前の土曜日、信号待ちしていると大根をぶら下げたボランティアのおじさんたちと警察が交差点をうろうろしていた。ふと、こちらにやってくる老人一人。窓を開けろと言う。怪訝そうな顔をして私が車の窓をあけると、ひょいっと大根を窓から差し入れ『交通事故を大根絶!』と、にかっと笑って立ち去っていった。あっけにとられるも、立派な大根ににんまり。それから、その立派な大根をいかにうまく食べるかということに専念。

まずは、定番の「おでん」。米をぱらぱらと一緒に10分ほどゆで、ざるにあげて待機。目玉は、話には聞いていたけどおでんの具として食べたことがなかった「とんそく」。あとは、ゆで卵、はんぺん、ちくわ。と至ってシンプルにまとめる。1時間ほど、超弱火で味をしみ込ませる。これが、うまかった。豚足のうまみが大根に染みいり、主役と脇役が大活躍。とても美味しかったので、翌日も連夜のとんそくおでん。お肌つるつるになりすぎるか。。

もらった特大大根は三日目も少し残っていた。これをスーパーでみつけた「豚のなんこつ」と圧力鍋でやってみた。これも酒のつまみにはぴったり、ごはんにも合うらしい。すぐに完食。

三日、大根料理が続くと4日目もなぜだか大根が食べたくなった。今度は、牛すじと圧力鍋でやってみた。「とろとろ牛すじを是非!」というレシピでやってみた。圧力鍋で30分火を止めて30分放置。その後、下ゆでした大根、こんにゃく、にんじんと一緒に、圧力鍋10分火を止めて30放置。これはこれでとろとろ牛すじでうまかったのだが、牛すじを下ゆでしたときに油を切りすぎてしまったのか、少々さっぱりしすぎた。

なんやかんやで、大根絶ならぬ大根三昧。年末年始は交通事故にくれぐれも気をつけましょう。

ちなみに、男の料理です。日々、キッチンに立ってあれやこれやをしているとキッチンまわりの設計の時に役立つことが多々あります。


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