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お店で美味しいものを食べるとなんとか自分でつくることは出来ないかと思ってしまう癖がある。それは、がっつり食べたいからで自分でつくれば食べたいだけ食べることができるのではないかという欲張りなことがそうさせている。

今年の夏は、インドカレーにどっぷりと浸かった夏だった。10年ほど前にもどうしてもサラリーマン時代御徒町でよく食べた「サグチキン」が食べたくて自分でチャレンジしたことがあった。しかし、その当時どんなにいろいろ試してみても、あのトロッとしたうまい緑色のサグチキンにたどり着くことができなかった。なぜか、これだ!といえるインドカレーにならなかったのである。そりゃそうだ。レシピを見ただけで、簡単にたどり着くことができるほど浅いものではないのだろう。そのためにプロの料理人がいるのだ。今年のカレー熱はちょっとだけ前に進むことができた。念願のサグチキンは、ネットのレシピに我流のあるものをちょいと加えてみるとストンと納得のいくサグチキンになった。

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それはおいおい書くとして、インドカレー初心者の私が今回チャレンジしているのは、「バターチキンカレー」。ネットでどのレシピを見ても「カスリメティ」という食材が登場する。『入って無くても可』と紹介されていることがほとんどだが、これを入れなければ奥に入れないような気がして葉山横須賀界隈を探すがまったくひっかからない。エスニック食材を扱っているお店の人に聞いても、何に使うスパイスですか?と聞かれる始末。いよいよもって、ネット通販することにした。便利な世の中だ。

しかし、よく考えてみると私自身の食べ物の歴史に「バターチキン」なるカレーを食べた足跡がないのだ。一度だけ、今年の夏、ベリーホットで!と何気なく注文したバターチキンはこれはうまい!という印象がなかった。きっと、あまり辛くしないで食べるものなのかもしれない。もっと、いろんなお店で本物のバターチキンを食べてから納得のいく自分流を作ればいいのだが、仕方がない。もう、カスリメティは私の手元にやってきてしまった。さあ、これからしばらくバターチキンの長い道のりが始まる。

やはり、バターではなくギーの方がうまいのだろうか。




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