クマコラム
19990707
たなばた 【{七夕}・棚機】
<1>「たなばた祭り」の略。五節句の一つ。
天(あま)の川に隔てられた彦星(ひこぼし)と織姫(おりひめ)とが七月七日の夜、年に一度だけ会うという伝説にちなむ年中行事。
葉竹を立て、女子が裁縫の上達などを祈った祭り。
星祭り。
「棚機」はもと、織物を織る機のこと。
今日は七夕。季節の変わり様を楽しむことが最近少なくなった。
大人になったからだろうか。
季節と縁遠くなったからだろうか。
子供の頃は、朝から晩まで野山を駆け回っていた。
トンボやカエルを追い回し、帰るのが遅くなっては怒られた。
遊んでいると忘れるのである、いろいろなことを。
今、なにもかも忘れるくらい熱中してしまうことがあるだろうか。
思わず無心になってしまうことが。
今日は青空が広がっている。海もさわやかに青い。
今夜は、蚊取り線香を傍らに屋上にねっころガって彦星と織姫を探してみることにしようか。
無心になって。そうそう、風鈴もつるそう。
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