クマコラム
19990810

「○△□。木・風・∞♪☆の家」
当事務所が設計したすまいのネーミング。

このシリーズ、今まで「葉山。木、風、犬猫の家」、
「葉山。木、大風、猫の家」、
「小田原。炭、木、太陽光発電の家」と続けてきた。
この夏、さらに2棟が加わる。
「湘南台。木・風・犬の家」と「海老名。木、風、見晴らしの家」だ。

木の家(もくのいえ)は『構造材や仕上げ材に人に優しく調湿作用に富んだムクの木を使いそのままあらわし仕上げとします。』という意味。

風の家(かぜのいえ)は『自然の空気の流れを大切にして快適な場所をつくります。
夏冬自然の力で快適に過ごしたいのです。』という意味。
当事務所のすまいづくりのベーシックなコンセプトワード。

最後のキーワードはそのすまいならではの個別の意味が込められる。

今、設計中の2棟はどんなネーミングにしようか。
一つは、家のまん中に大きな水槽がドンと座り、水槽のためのメンテナンスルームまである個性的なすまい。
魚の家。水の家。犬も飼うらしいから犬魚の家?
もう一棟は、音楽室を持つすまい。
別棟を建てて思いっきりドラムスやサックスをやるのだそうだ。
はじめてお会いしたとき「葉山。木、風、犬猫の家」にジャズが流れていて私と気持ちがしっくりあう気配を感じたそうだ。
この音楽室はまだ形が決まっていない。
半分土のなかに埋めて地上に出ている部分は草で覆ってしまおうかとも考えている。
そうなると防空壕の家?いや音楽壕の家。
はたまた、男の隠れ家、駆け込み小屋のある家?あまり楽しんでいるとお施主さんから怒られそうである。

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