●1999.10.09
「生活のキーワード」がファックスで届いた。
印象的なキーワードが、いくつかあった。
・サザンのバラードがいい感じで聴ける家
・宇宙の中の自分を感じられる家
・赤瀬川源平的発想(ニラを屋根に植えて欲しいのではないらしいのだが)
「う〜ん......」と考えてしまった。
茅ヶ崎に住むようになったのも裕次郎やサザンが原因ともあった。
●1999.10.14
奥様のキーワードも届いた。
こちらの方は、しっかりと現実的で日々の暮らしやすさに関わるものが多かった。
・日当たりと風通しの良さ
・段差のない空間
・男性小便器
などなど。
酒飲みのクマとしても男性小便器という希望には、思い当たる節がある。
「一歩前、したたり落とすな、竿のつゆ」ってどっかの居酒屋にあったっけなぁ〜。
●1999.10.17
ご主人と奥様にそれぞれあげていただいたキーワードに優先順位を付けていただいた。
その中の上位10番の中に「サザン」と「赤瀬川」が入っていなかった。
少し残念だった。
というのも真剣にサザンのバラードがいい感じで聴ける家ってのはどんなのだろうと真剣に悩んでいたのだ。
一時期、湘南らしいすまいの空間てのはどんなのだろうと探求していたことがあった。
「稲村ジェーン」を見たり、いろいろな資料をあさったりしていたのだが、あるスタイルは見つからなかった。
ただ、その中でひとつ気がついたことがある。
映画やいろいろな資料を見る限り、住み手が自由な発想で自分らしく暮らしていることが多いのだ。
言い換えれば、住むことに対し、わがまま勝手に空間を使いこなしているともいえる。
クマの住む葉山なんかも個性的な住人が多く、ひっそりと静かにかつわがままに暮らしを楽しんでいる人たちが多い。
「Hさんらしさ」を追求することで、結果「サザン」になれば良いのかと勝手に納得することにした。
▼ コメントする