クマコラム
19991114

薪ストーブを使ってみたいという人はけっこう多い。
先日、これから設計が始まるHさんと一緒にある工務店がたてた家を見に行った。
その家に近づくと玄関先に薪が積んであった。
クマとしては、俄然、親近感がわいた。

家の中に招かれると真ん中にちょんとすまし顔のモルソーがいた。
知っている人は、知っている薪ストーブのブランドのモルソーである。
おしゃれな薪ストーブである。
ご主人も奥様も函館出身とのことだった。

クマも小さい頃から石炭ストーブで育ったので裸火が体になじんでいる。
その家の主もエアコンはいやで、やはりストーブが一番なのよねと言っていた。
身体で本物の火を知っているとやはりやめられないのだ。
薪ストーブ談義に花が咲いた。

一緒に行ったHさんも本気で薪ストーブにしたいと言いだした。
クマから勧めることはしないが、お客さんが付けたいというのは拒まない。
なぜなら、本当に暖かいが、本気でつきあわないとたいへんだからである。
日頃の扱い方は、なれてしまえばなんて事はない。
何がたいへんって、薪づくりがたいへんなのである。
肉体労働は、慣れてしまうことはない。
いつまでたってもたいへんなのだ。

しかし、本物の暖かさと心地よさが身体でわかれば、薪づくりのたいへんさも楽しみに変わる。
楽しみに変わらずに投げ出してしまう人も結構いると聞く。
だから勧めることはしない。
ただ、良さはしっかりと伝えたいのだ。

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