設計者はカバンひとつでどこでも仕事ができるが、施工業者はそうはいかない。
建て主、設計者としっかり二人三脚が組めて、信頼のおける施工業者がこのプロジェクトには必須条件だった。
早速、九州でのネットワークをたぐりはじめる。
某全国ネットのソーラー協会の担当者と連絡を取った。
すぐに候補を5社ほどノミネートしてくれた。
それらの業者をネットで確認してみた。
3社ほど確認できた。

この施工業者の電脳ぐあいの確認は、とても大切なことなのだ。
設計者がカバンひとつで遠方の仕事ができるようになったのは、メールとインターネットの存在が大きい。
情報の共有が、即時に関係者全員で可能になったからだ。
プランの打ち合わせも、メールのやりとりでかなり深いところまで進めていくことができる。
一月に一度くらいのペースで、膝をつき合わせれば、問題なく進めていくことができるのだ。
とはいえ、それまでの人間関係がしっかりとしていることが、必要条件であることは言うまでもないが。

そんなこともあって、今回のプロジェクトは、電脳工務店であることが望ましかった。

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