工務店のノミネートが終わって、1月ほどが過ぎた。
その間も、資金繰りのこと、土地のこと、その他もろもろもろもろとMLでの打ち合わせが続いていた。
そうこうしているうちに、ジャーマンシェパード3頭目の出産が近づいた。

今回のプロジェクトは、「犬飼の、犬飼による、犬飼のためのすまいづくり」だ。
犬と暮らすためのすまいについて、雑誌に寄稿したことがある。
その時の結論は、以下だ。
「犬の気持ちになって考えることは無理である。そんなことはおこがましい。であるならば、人間にとって都合がいい犬との暮らし方を考えるべきだ。」

この考え方は、今でも変わっていない。
お犬様にとって快適なすまいなんて、わからない。
お犬様を優先したために、人間にとって暮らしにくければ、本末転倒。
愛犬と長くつきあうために、双方にとって、最も都合のいいすまいを考えよう。
いや、双方の都合なんてわからないから、飼い主の都合を考えてすまいを考えよう。
と、割り切ることにした。

▼ コメントする

▼ サイト内検索                複数キーワードは半角スペースを挿入