都内某所のシガーバーに行く。
ハイスツールに腰掛けピアノ塗装のカウンターに肘をついた。
先客が3名ほど。10人で一杯になるカウンター。
カウンターの中にはバーテンダーが2名。
白いブレザーで決めている。
少し目が慣れるとバーテンダーのブレザー、お酒の瓶以外は、全て黒なのに気づく。
全て黒。
漆黒でお酒と向き合う。
黒の空間では、何かに包まれるような、日常にはないホールド感を感じるはず。
ここにはない。
空間が少し大きいようだ。
吉野家の店内が全てまっくろに統一されたようなイメージ。
半分ほどのボリュームになると、もっと暗闇のあなぐらに居るようで落ち着くのだろうとバーボンソーダを飲み干した。
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