カイマンからJAZZ第二弾が届いた。郵便ポストに刺さっていた。そうなのだフロリダから届くCDのパッケージは郵便ポストに刺さる大きさだ。あけるとmade in UK。イギリスからフロリダに渡り葉山まで来たのか。長いなあと思う反面、欲しいものは発注すると近所の三河屋さんが持ってきてくれるようにどっからでもきてしまうんだなと。いまさらながら、感慨深い。おととい来た奴と一緒だったら送料も半分で済んだのに。貧乏くさいがエネルギーロスを考えると地球問題だとも。

第二弾は「ザ・デュオ・セッション」。レイ・ブラウン(ベース)とジミー・ロウウエルズ(ピアノ)のデュオ。CDパッケージを開けると2枚組。それも、1977年と1979年録音の別々のアルバムのカップリング。まったく知らないが良さそうだ。私はレイ・ブラウンのうたうようなベースラインと重々しいウォーキングベースがたまらなく好きだ。ジミー・ロウウエルズは初体験。夜が更けるのを待って真空管に灯を入れる。

今日は一日の終わりにジャズを浴びようかなと思うときにはその2時間くらい前から灯を入れる。真空管アンプは電源を入れて30分くらいアイドリングが必要だ。暖機運転ちゅうやつだ。まあ、めんどくさいのだがそれも楽しみの手続きというもの。今日は仕事も乗ってしまい、オリンピックも応援してしまい、結局オンから3時間も経過したところで地下にもぐる

「あっ。このJAZZピアノ、ホンキートンクチューンではない。いいねえ。いい。ピアノって弦を叩いて音がでるんだ。」「ベースって弦をはじくんだよな」とよくわかる。(オーディオの楽しみはこの空気感を楽しむことにあるんですよ〜)しだいにそんなことはどうでも良くなり、音楽にはまっていく。質の良い芸を聞いたり見たりするとおおいに刺激される。刺激は明日への活力だ。フロリダ経由、イギリス発売、サンフランシスコ録音の音源は私に活を入れてくれた。熟練ミュージシャン二人の真剣勝負は私をもっと遠いところへ導いてくれるようだ。iTuneにはまってまんまと投資してみたのだが、思いのほかよかった。発注すると明日か明後日には来る「アスクル」や「アマゾン」。今回は半月以上至ってからの到着。その時間は良かったのかもしれない。早いが売りばかりでは疲れてしまう。忘れてしまった頃に、「おまた〜」と来るくらいのやり方で良いのではないだろうか。カイマンに少々いらだったこともあったのだがそれくらいで良いのではないだろうかとあらためて思った。それくらい届いたCDの内容が良かったので了解したのかもしれない。価格が高いか安いかは投資額ではなくその効能力によるなあと思ったのである。

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