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あなた知ってる 港ヨコハマ
街の並木に 潮風吹けば
花散る夜を 惜しむよに
伊勢佐木あたりに 灯りがともる
恋と情けの
どゅどゅび・どゅびどゅび・どゅびどゅばあ〜
灯がともる


時間があったので小一時間伊勢佐木モールを歩いてみた。はじめて。感想はなんかぱっとしない、歩きにくい街だなあというのが正直なところ。かつては、横浜一番の繁華街だったとも聞く。
ゴミが多く、ファストフード店も多く、昔からある老舗らしい店も多い。昔を知っている人ならば、おそらく今を嘆くのではなかろうか。そんなことをぼんやり考えながら歩いていると、青江三奈。ずいぶんはずれのうら寂しい場所にいた。故人となった時にできた歌碑だという。

歩行者専用の商店街としてのスケール感は悪くない。へんなアーケードもなく、開放的だ。何が雑多な感じにしているのだろうか。手入れされていない街区か、怪しい異邦人達の存在か、新旧入り乱れた脱皮し切れていない店舗群か。もしかしたら生活感の無さかもしれないなあ。生き生きとした商店街はきちんとした生活感に裏付けられた普通の人が歩いているものだ。まてよ。『伊勢佐木あたりに 灯りがともる』と息づいてくる街なのか?

そうそう。有隣堂本店の裏にあった北海道西山製麺所直送のラーメン屋、かなり◎。前から気になっていたのだがふらりと入る。本場の味噌ラーメンには、ほうれん草と海苔はトッピングされないが、ここは横浜、まあ許そう。アイドルタイムでもお客がいるラーメン屋は◎なことが多い。伊勢佐木町に行く楽しみがひとつ増えた。


■ 伊勢佐木町

■ 訃報:青江三奈


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