今日、朝から一日車で移動。ラジオで『900万人の飢えで苦しんでいる子供たちがいます。平均寿命が40歳の国があります』とやっていた。今の日本の既成概念からは想定不可能。しかし本当なのだろうとしみじみカーラジオを聴きながら湘南の海べりを帰ってきた。
家に帰って、NHKTVを流していると「マイケルブレッカーさんが死去」と流れた。私にとっては、旧来のJAZZをこわしてゆく、新しいことをやる兄貴と慕っていた。ロック、ジャズにはとらわれない。まして、フュージョンやクロスオーバーと言われていた1980年代には頭角を現さず本格派のジャズマンだった。彼の死はジョンレノン以来の衝撃だ。最近ではビッグバンドを従えての活躍だったのに。57歳とは若すぎる。マルチすぎたために彼が死んだと聞かされても思い出すメロディーがない。それも悲しすぎる。
●2007.01.10
丼邸でもんもんとしている。いまだ、まだまだたたき台のプランでしかないのだが渾身を込めたい。こういう時期は決まって胃が痛くなる。サラリーマン時代はあまり胃が痛くならなかった。それだけ身が入っていなかったということだろうな当時。昨日打ち合わせを終え、これを書いている今は全く胃が痛くない。不思議なものだ。
●2007.01.11
週末完成物件を案内する予定Sさんからメール。『大井町の家。大黒柱や無垢材を多用した真壁づくりの雰囲気、室内空間の広がり、玄関土間に設置した薪ストーブの印象など、佐山ワールドを感じ取ってみたいと思います』。うれしいお言葉。私の設計したすまいを何度も施工してくれた業者さんからは「これが佐山ワールドだね」というキーワードを聞いたことはある。しかし、お客様からこのようなお言葉をお聞きしたのははじめて。正直うれしい。佐山ワールドはどんどん拡大していく気配濃厚ではあるが、根っこは同じ。すべて佐山ワールドなのだ。
●2007.01.12
昨年完成したお客様からネズミが出たので...とメール。設計的に考えるにネズミが入る余地はない。そういえば、一昨年引き渡したお客様からゴキブリがいるので...。という話もある。ネズミもゴキブリも人間とのつきあいは長い。さらにはかつて、アリが家に入ってくるんです!ということもあった。全てを同じ土俵にあげてはいけないが、共生はかつての暮らしではあり得たことだろう。すまいのなかで悪さをするのであれば駆除しなければなるまい。すべて。私の家では猫・寅路郎がいるので、ゴキブリ、ネズミは見たことない。ハウスキーピングは人間だけでは成り立たないのだろう。適材適所でみなで助け合って生きてゆく。共生。
●2007.01.13
「となりの土地は借金をしてでも買え!」という。何故か。単純に自己所有の土地財産が増殖するからだろう。いいことではある。近所で計画中の丼邸。正確に測量し、他の要件もあり2?大きくなるが良いだろうかと不動産屋さんから打診。その理由を建て主と不動産屋さんへ聞きに行く。理不尽な理由であれば断固として抗議。しかし、そうでもなかった。建て主Dさんも快諾。用心棒として胸をなで下ろす。うまく建て主に良いように進むことを祈るばかり。
●2007.01.14
朝一番。さくらちゃんから「とーちゃん、誕生日おめでとう!」(なわけない
午後に3年前お引き渡しをしたお客様のところへいく。葉山ボンジュールのお菓子とパンを仕入れる。葉山のおみやげというとシラスかヒジキくらい。気の利いたおみやげということになるとボンジュールのパンが良い。しこたま買って大井まで行く。予定取り到着すると、「だごやき」真っ最中。今朝、どんと焼きの火を見ると今年一年風邪も引かず健康になると言う記事を新聞で読んだ。だごやきもそのどんと焼きで焼いた団子を食べると一年健康に過ごせるそうだ。神奈川では昔からのものらしい。風物詩がひとつひとつ消えてゆく。それを食い止めるのも私の仕事かもしれない。
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