ららぽーと横浜がオープンする。ららぽ−とといえば船橋しか知らなかったが、今はららぽーとTOKYOBAYと名前を変えているらしい。それに加えて、千葉県柏市、東京豊洲、甲子園と続々開店している。
あるブログによると
ららぽーと横浜 「売り場面積28000坪 店舗数300」
ららぽーと豊洲 「売り場面積18000坪 店舗数200」
ららぽーと柏の葉「売り場面積12400坪 店舗数170」
と紹介されている。
ららぽーと横浜の本家サイトでは、370店舗とあるので相当な巨大船艦なのだろう。
テナントで興味深いのは、東急ハンズ。長年親しんだハンズ第1号店の藤沢店が昨年末閉店した。困ったときはハンズに行けばなんとかなるので重宝していた。が。昨年突然のCLOSED。繁盛していたのに何故閉店なのかと疑問だった。今年に入り、FMでららぽーと横浜に東急ハンズが出店と流れた。なるほど。と合点がいった。そっくり店員も含めて移るのかと。横浜にもハンズはあるが、車利用の私はなかなか寄りつきがたい。ららぽーと横浜はどうだろうか。地図を見るといつもトラックで渋滞している幹線沿いだ。IKEA港北のすぐそば。オープン当初は近隣の大渋滞が簡単に予想できる。落ち着いてからチェックにいこう。
また、フロア案内を見るとどうにもLAZONA川崎とSC(ショッピングセンター)としての平面構成が似ている。一昔前のSCは両サイドに大型店(百貨店など)をポンピングショップとして配置しそれを繋ぐようにしてモールを形成し小さなテナントをちりばめている。単純なI型構成。それに対して、ららぽーと横浜やLAZONA川崎は大きな広場を中心からずらし、そこを起点にした扇形。あえて言えばD型のエッジ部分に大型店がいくつか張り付いている。LAZONA川崎に行った限りでは、とってもわかりにくい。動線が微妙に曲がっているので現在地の把握が困難なのだ。IKEA港北も強制動線を採用していて、店内が非常に動きづらい。最近の大型店は店内をメイズ化することを目論んでいるのだろうか。開発側のエゴではなく、生活者の動きやすさを考慮して欲しいなあ。
●2007.03.07(水)
眺望の良い土地の基本計画。座間の丘陵地から丹沢が望める。1階レベルだと隣地の屋根しか見えないので、2階にメインフロアをゾーニング。1階玄関から2階への階段を工夫したい。毎日上がり降りするので楽しい仕掛けをもうけたい。2週間掛けて熟成させてきたアイディアを紙に書き出す。プレゼンはあさって。崖っぷちに立つ。
●2007.03.08(木)
基本計画の時点でスタディを繰り返すとあれもこれもとアイディアを詰め込みすぎたり、複雑になったりする。てんこ盛りでぐちゃぐちゃになりかけたときは、思いっきりシンプルに見直す。平面プランで切れがないと実際の空間もどよんとする。シンプルにまとめようとする基本姿勢が大切。フランクロイドライトの逸話を思い出す。名建築落水荘。いつまでたってもライトから連絡がないの施主がしびれを切らしてこれからそちらに向かうと電話する。数時間後には事務所に到着すると聞いて、おもむろにプランを書き出す。そして、施主にプレゼン。落水荘が産声をあげた。
●2007.03.09(金)
座間。SkyStepsのある家。プレゼン。紙のプレゼン資料は整った。模型まで造りたかったので明け方から作成。5時間ほどで完成。もう少し手を入れたかったが時間切れ。ハンドルを握る。ランニングコストを抑えなが冬暖かいすまいを希望の奥様。南斜面に張り付く敷地。太陽熱のダイレクトゲインを存分に生かす。昼間に床に仕込んだ蓄熱層たっぷり陽をあてる。夜は深夜電力で追加蓄熱。これで快適な室内気候の基礎は整う。無事終了。理解いただけただろうか。まだまだ、ブラシアップしていきたい。
●2007.03.10(土)
午前。葉山。BigShelfのある家。打ち合わせ。基本計画から抜け出せないまま。ブレストを重ねる。この時期焦っても仕方がない。じっくりトンネルをともに歩く。午後。基本計画スタートの初回ミーティング。すまいづくりのアンケートを書いてもらってから1年以上経過。その間、計画地が2転3転。こちらもじっくりと終の棲家を探している。どちらも焦らず騒がず粛々と前進してゆきたい。
●2007.03.11(日)
朝一番でパンを仕入れにハンドルを握る。パン屋なのだから7:00にはやっているだろうと近所の老舗に行く。あわただしい店内を見ながらドアを開けようとすると開店は9:00とサイン。しかたなく、朝からパンが食べ放題のお店に移動。こちらは朝の7:00過ぎというのに8台ほど駐まれる駐車場は満車。店内も熱気にあふれていた。焼きたての温かいパンを仕入れ店から出ると雨の中傘も差さずに走ってくる親子3人連れ。近所なのだろうか。それにしても大賑わい。この状況は納得できる。おいしいから。
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