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今年の季節の変わり目は、春呼(バーニーズMtDog)にとってきびしいようだ。毎年、GWを過ぎるころに後ろ足を引きずる。先天性の股関節に異常があるようなのだ。昨年までは医者に見てもらい、治療をしてもらって回復する。今年も同じようにするが昨年までと同じではない。6月後半の今でも四つ足の彼女は三本足で奮闘。階段が多い我が家では上下移動も大変。階下へは自身で移動できるが、階上へは厳しい。一日数回30Kgある彼女を私が1階から3階へだっこして運ぶ。私の親の介護はまだまだ必要ないが、これが家族の愛なのかと思い、30Kgの彼女を毎日運ぶ。私の運動不足もこれで解消できるかと思うと苦にならない。

毎日、私の健康増進と30Kgバーベルを持ち上げていると、猫の寅路朗に異変。トイレの猫砂におしりをかがめてがんばっていた後、猫砂を見るとまったくしていないらしい。かあちゃんがその様子を見て、私にトラを病院に連れて行ってほしいという。設計途中の緊迫した集中力が一気に切れる。「今はできない!」とかーちゃんには言いつつもトラが気が気でない。お客様には申し訳ないが集中力が無くなってはどうしようもないので、寅路朗を葉山動物病院に連れて行く。そこの院長せんせ曰く「尿道に結晶が詰まっています。==ほらね==」。今回が初めてではなかった。数年前に一度それで入院していた。その後回復したのでフードをおろそかにしてしまったのだ。そのせんせ曰く「この手の病気を持つ猫ちゃんは、専用のフードを一生食べ続けなくてはいけないんですよ!」と。トラはその日から三泊四日の入院。退院時には持って行った数枚の諭吉では足りずカードで払うことに。しみじみ家族の愛を感じることに。


家族ってなんだろう。お互いに恒常的に気になる関係が家族だろう。人間、動物、植物、それぞれ気にしあうというか、きになるというか。それが日常的に続く間柄が家族だろう。血がつながっていようがいまいがそれは関係ないと思う。私たちと春呼と寅路朗は血がつながっていないけど思い合える。家族が病気になればお金は関係なく直して一緒にいられる時間を限りなく創ろうと思う。人間だけの家族だって聞くところによると場合によってはどろどろだし。......しかしながら、人間よりも悲しいかな、犬や猫は、精神的肉体的成長度合いが人間よりもはやいらしい。だから、春呼も寅路朗も私たちが看取ることになるだろう。それを覚悟で家族をやっているのだからそれは受け入れなければならない。

猫は長男、次男、3男、長女、4男の他界は経験してきた。5男トラの覚悟もできている。(が。長生きしてほしいよ!)しかし、犬の家族ははじめて。私が家族としてはじめて迎えた犬が春呼なのだ。物体として大きいので存在感も大きい。今、季節の変わり目で苦しんでいるだけなのであれば良いのだが、年齢と戦っているのであればいずれは私も覚悟しなければなるまい。今まで9年間いろいろな生活を共にしてきた家族なのでその時を迎えるのはかなり苦しいだろう。

春呼は、私が勝手に神奈川県三浦半島にあるブリーダーから生後1ヶ月で我が家につれてきた。6人兄弟だったが、春呼以外はみな死産で春呼は一人っ子だった。かーちゃんのおっぱいを独り占めにした彼女はとーちゃんの私に一目惚れされ、生後一ヶ月だったにもかかわらず軽トラに乗せられ葉山にやってきたのだった。うんこまみれ騒ぎまくりの春呼は成長し、当時葉山の山の上の事務所まで毎日とーちゃんと通勤するようになる。それからは軽トラの助手席は春呼の専用席。もうそれから、10年近くになるんだなあ。感慨深い。それを思うと毎日の30Kg1階〜3階の上下運動はとーちゃんにとって家族への重いはありがたいと思うなあ。

ありがとう。家族。

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