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先週末。久しぶりに有楽町のガード下で呑んで千葉の奥地まで泊まりに行った。先輩の家である。前から来い来いと言われていたので意を決してお呼ばれに賛同。たまにはいい。で、その佐倉に着くと奥様が車でお迎え。恐縮しながら家のカウンターバーに座る。『はい。ど〜ぞ〜』の奥様の手酌で始まる。午前二時前。気がつくと3人の子供達が『おっ!さやまさんがリビングでねている〜!』と言いながらそれぞれの一日を始めたようだ。11:00前。銀座のappleから電話。「無事に修理完了です。」「っっはい〜。」で土曜日が始まる。昨晩、夫婦問題に首をつっこみすぎたせいか心が晴れない。言い過ぎたかな。

昼になる前に銀座に向かう。仕事の用事があると言い先輩は車を走らせてくれた。小一時間高速を走り、銀座に近くなる。「築地の並ぶラーメン屋知ってる?」といきなり。「へえ。最近うといもんで」「じゃあ。」とハンドルを切る。車窓からその店を見る。確かに並んでいる。その先輩と同行するときは素直に身を任せることにしている。うまいものの気配を感じると際限なく突き詰めてしまうのだ。日本全国津々浦々知っている。うまいものを。以前、妹夫婦と尾道に行き、うまいラーメン屋を知りたくて携帯電話にその先輩に電話した。その時も的確に指導してくれていた。なので、この手の話は断然信頼を置いているのだ。これは夫婦間ではなかなかわからないだろう。仕事や友人間では主従が入れ替わっても全く問題ない。それが友人というものだ。しかし、夫婦間ではその関係が一定なのだろう。良いところは良いところと認め会える関係を築いていけるかどうかが難しいところ。

ところで、ラーメンはうまかった。私のうまいの基準は「価格とうまさが見合っているか」。この店はみごとに見合っていた。メニューは1種類。価格600円。これだけで信頼できる。で。実際はと言うと、チャーシューたっぷりにしっかりスープ。大量に作る割には麺もほどよくしっかりうまい。これで600円なら。週に2回は通うな。という感じ。秋葉原の「いすず」を思い出してしまった。今は無きあの店はたしかに週1回はかよった。そんなきっちりと正しいラーメンが無いのだなあ。ほんとに。


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●2007.06.25(月)

昨日、合い見積もりの見積もりを提出していただいたD工業から電話が入る。いつものS建設との一騎打ち。公平な立場で設計者としては判断したい。やる気とコスト。D工業は初めての施工会社。お客様からの依頼で合い見積もりになる。価格だけではない。一期一会で大切なお客様の工事を誠心誠意やってくれるかどうかを設計者の我々がジャッジする。


●2007.06.26(火)

昨日に続き、D工業の専務から座間S邸の検討結果はいかがかと電話が入る。電話をするというのは結構勇気がいる。営業的に優れた人間であれば常套手段だろうが、彼らにはそれを感じない。まじめに施工をやる集団が精一杯営業を行うという様子が伝わってくる。合い見積もりの相手としては申し分ない。しかしながら、価格的に勝負を挑んでくるのならもう少しなのだ。結果はそれを呑むかどうかだ。


●2007.06.27(水)

朝一番。懸念していた品川の地盤調査。昼前、居ても立ってもいられなくて調査会社に電話を入れる。調査状況はどうだ?現場に確認してみます。7Mまでずぶずぶだそうです。やっぱりなあ。想定していたようにやはり良くない。耐火性能を考慮して堅い構造もあるかと思っていたが、やはり軽い木造でしっかり防火性能を高める計画に方針決定のようだ。その電話の後、基本設計のスピードを上げる。

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