Y2Kが明けたその年の夏、屋久島に向かった。九州のネット&犬飼つながりで春呼も一緒に博多まで遊びに行くことになった。それでは!と屋久島まで足をのばすことにした。往路は車で岡山まで行き休憩。その後博多からちょいと南へ下った那珂川町へ向かう。そこで仲間がいて、しこたま二泊三日飲み食い遊んだ後、屋久島へ向かう。博多から鹿児島まで夜を走ったので4時間ほど。鹿児島からフェリーで屋久島へ向かう。記憶では2時間ほど。昼前には屋久島に着いた。屋久島で過ごす野営地を決め込みさっさと山へ登ることにした。
さああ。春呼もいくぞ!
こんなとこいくの〜?
そうさ。縄文時代からの杉がごろごろしているんだからな。
とうちゃん、なかなか楽しいよ。
かあちゃん。なかなかやるね。
とうちゃんもしっかりハルについてきな!
うまそうな水があった。ちょっと休もう。
ハルにもやるからな。
登りはじめて2時間くらい経ったかなあ。
ハルもゆっくり休めよ〜。(とある山小屋で
さああ。またいくぞ!
かあちゃん。結構早いなあ。
それにしても父ちゃんは重い。
でも、バーニーズだからね。へっちゃらさ。重い荷物運びは!
マウンテンドックだから。
これは大変だ!さすがのマウンテンドックでもだめだ。
とーちゃん先に行って待ってて。。。。
いやあああ。ほんとに大変だなあ。
なんでとーちゃんこんなことしてるの?
(このあと、一度とーちゃんが下におり春呼をかかえて難所を突破。
そんな場面は20回くらいありました。貴重なハルちゃんとの山登り体験です。
天然のフィールドアスレチックは楽しいというより修行です!でもいいいいっ!)
それにしてもいつまで登り続けるのかなあ。
ハルちゃんは若いからいいけど、とーちゃんかーちゃん
だいじょうぶ?
春呼はもううげこない〜〜!
また。来た道帰るの〜。しょぼ〜〜ん。。
春呼!あんなにきれいな山が見えるぞ!
やっとここまで来たんだ。もう少しで......。
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屋久島に来る前に友人から何度も屋久島に行っている友人が遭難したと聞いた。
行くのであれば充分気をつけるようにとアドバイスがあった。
我々3匹がやっとの思いでたどり着いたその場所は予定の半分も消化していなかった。
しかし、時間だけは刻々と過ぎ2/3を消化していた。
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遭難する前に、はらごしらえ。
うまい。
しかし、春呼はもう動く気配はない。
今度は降りるんですか〜〜〜!?
今来た道を!
(そうだよ。いくんだ。はるこ)
また、山小屋だ。やすも。
おお。やすも。
帰りは結構らくちんだね。
(そうでもないぞ。ひざが笑うぞ。下りのほうがな...
ええええ。来るときこんなところあったっけ〜〜。
ハルちゃんはさくさく登ってきたじゃないか。
降りるのはこわいか〜?
帰りはあっというまだったね。
景色がきれいだね。とーちゃん。かーちゃん。
(はあはあはあ
明日はどうするの?
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