屋久島には2泊三日した。最終日。宮崎駿映画作品『もののけ姫』の白谷雲水峡に。午前中山に登り午後博多まで帰る予定を敢行。さあ。どうなるか。
今日も元気でいこう!(えええ...?
いきなりこれ登るんですか...
江戸時代、この地の年貢として屋久杉の板が遠く江戸まで運んだと。
女子供が運べるように屋久杉を平板にしてこの山をおろしたんだとさ。
もしかして、もののけ姫がいるのか?
さあ。いいことがあるさと前にすすむ。
とにかく苔むしている。
昨日よりはちょいとましかなあ。
でも、いろんものがいるよ。ひそんでる。数千年の気配がする。
険しくないけど、終始こんなかんじ。苔むしている。
屋久島は九州で一番高い山を持つというその特異な環境から自分で雲を造っては雨を降らしまた晴れて...を繰り返しているらしい。そのため、雨季と乾季は毎日ありそのおかげで植物にとってはまったく極楽な状況が数千年続いているらしい。なので、人が楽々歩けるような根っこを持つような大杉が数千年でできるという。(ふう...。
数千年かかって木の上に芽吹いた木が大きくなり、その下の木が朽ち果てこんなトンネルができるらしい。数千年。人間の感覚では理解できない。
かーちゃんがぎゃ==と。騒いでいる。
見るとかーちゃんの帽子に「ひる」。
スタンドバイミーの彼らのヒルよりは小さいがヒルだ。
ウデについていたらしい。
「白谷雲水峡ではヒルに注意」とガイドブックにあったが、やはりいた。
ここで「白谷雲水峡」は終わり。
すたこらさっさとかーちゃんは山を下りてしまった。
しかし、2時間登って1時間で帰る。
何故、登るんだろう人間は。こんな思いをしてまで。
午後一番のフェリーに乗って鹿児島へ。
そこから高速を走り博多まで走りだす。
腹ごしらえに鹿児島県内のサービスエリアでラーメン。
うまい。何気ない日常の味がいい。
博多へ帰ると友人達が「よう生還しよったっ!」と大歓迎。
もつ煮込みラーメンと芋焼酎で夜が更ける。
九州のおなごはつよかばい。
なにがつよいかわからないが、とにかく気持ちがよいのだ。
北国の男も応戦するが、いかんせん夏の想い出。
ゆるゆるに。
今日は朝から屋久島の白谷雲水峡に登り、高速で博多まで帰り、ぐったりできるかと思えば、ヴァンチやヴンタの歓迎を受け、さらにぐったりしている春呼でした。まあ、ここで二〜三日ゆっくりして葉山まで帰るとするか...。(長旅だ〜
春呼2歳の時の旅です。
今年2007年はどこにも行く予定がないので過去旅を記録しておきました。
また、一緒に旅がしたいねえ。春呼っ。
▼ コメントする