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本サイトをご愛読いただきました皆様にお知らせがあります。
我が犬社員の春呼が闘病の末、犬の人生をまっとういたしました。
1999年3月このwebsiteを開設以来、サイト内およびリアルの場面で可愛がっていただいたことは大変感謝いたします。
春呼にかわって私から御礼申し上げます。

思えば、我が家が完成した1997年末。
すまいが完成したら犬を家族にしたいと思っておりました。
それもバーニーズマウンテンドック。
その思いがピークに達し、翌年3月に春呼を家族に迎え入れました。
2月生まれで我が家にやってきたのが3月3日。
「春を呼ぶ我が子」という意味に家族全員賛同し、春呼と命名され家族の一員になりました。
それから、厳しい社員研修も無事終了し、当社の犬社員として活躍をはじめました。

入社当時は、別に構えていた山の上の事務所に毎日通勤し、あるときは6名ほどの社員への福利厚生犬、またある時はお客様への接待犬として大活躍しておりました。
それ以外にも、彼女の功績は甚大で、これまで、福岡、静岡、横浜、現在工事中の葉山。みな春呼の友人達のすまいです。
我が社の営業部長としてもりっぱな功績を残しました。
現在でも、お子さんと一緒に打ち合わせに来るお客様に春呼は癒し犬として接待し、数々の好感を得ておりました。
とても優秀な犬社員でした。

最後になりますが、彼女は生まれ持って股関節に不具合を持っておりました。
軽トラ通勤していた1歳の頃。一度、軽トラに飛び乗るのを誤って、左後ろ足に全体重が乗ってしまいました。
若かった彼女でも相当痛んだのか「きゃんっ〜〜!」と言ったままうずくまってしまいました。
それから、季節の変わり目の5月頃になると後ろ足を引きずるようになりました。
若い頃はそれでもぐんぐん回復していったのですが、一昨年くらいから回復が遅くなるようになりました。
今年も5月に例年同様後ろ足を引きずったのですが、そのまま回復することなく歩行困難になりました。
今月初めに病院に行くと「もう手の施しようがない」と言われ闘病生活に入りました。
それでも最後まで食欲はしっかりありました。
痛そうに力なく吠える彼女を見るに忍びなく、何度も睡眠注射を考えました。
しかし、大好きな肉のご飯を与えると喜んで食べ尽くしていくので踏みとどまりました。
今朝も、食欲旺盛でしっかりご飯を食べました。
でも、やっと思い残すことがなくなったのか、午後、眠るように旅立ちました。
ここ一週間ほど私は春呼に付きっきりで看病してきたので、正直彼女が楽になれるとホッとしました。
彼女の生きることへのがんばる姿を毎日毎日見てきたので、よくがんばったとほめてあげました。
彼女を見ていて、生きることへの執着を忘れてはいけないと勇気をもらいました。


今まで犬社員春呼を可愛がってくれた皆々様。
本当に今までありがとうございました。


▼1999年夏。お客様のお子様と遊ぶ犬社員春呼

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