071206_header.jpg

11月末から、そろそろだよな。と。探していたクリスマスチャンネルがiTunes_Holidaysではじまった。仕事のBGMはiTunes。真空管&アルテック。今日、iTunesにアクセスするとHolidaysがあったのであったので早速Tune。すると出てきた〜。クリスマスソング特集。このネットラジオチャンネル。一日中ず〜っとクリスマスソングなのだ。クリスチャンでも仏教徒でもなく、神道でなければならず、というわけでもないが、この時期クリスマスソングはそばに置いておきたい。それは北海道の高校生までの記憶がよみがえり、懐かしい思いがよみがえるからだろうか。

今日は朝一番から打ち合わせ3本勝負。5:00に起床し、週末の打ち合わせプランをにらむ。即返事要のメールに返事を出し、9:00に葉山を出て11:00厚木の打ち合わせにのぞむ。2時間見ておけば余裕と踏んだ行程。考えごとをしていたために、間違いに間違いが重なり小田原近くまで行ってしまう。気を取り直し厚木七沢温泉郷までやっと時間通りにたどり着く。液状化地盤での免震構造について構造家と1時間協議。中身の濃い時間を過ごす。液状化を起こす可能性のある地盤では、ざっくり申請費用+構造設計費+工事費の増額分を概算すると1千万になる。その費用対効果を判断するのは建て主であるが、私の私見をお伝えする必要もあるだろう。有意義な1時間。

13:30に藤沢。今年の夏に1年点検をする予定が半年ずれこむ。昨年夏引き渡し直後、ネズミが出たというめったにない連絡をいただいて対応した後。音信不通だったために延び延びになっていた。便りの無いのは良い便りと。安心してしまう。それに甘えてはいけないのでアポを取り本日点検に行く。開口一番『快適に暮らしています〜』と奥様。『うっれし〜〜!』と心の中で叫ぶ。これがあるからこの仕事がライフワークになる。セコムの使用状況、不具合の手直し、今までの使用感、いろいろお聞きし、今後の対応と手直し部分を成幸建設と協議して無事に解散。

16:00。藤沢本町。私の使わなくなったというか、衝動買いしたマウンテンバイクを建て主奥さんに届ける。湯河原から藤沢に戻って山坂が無くなって自転車がいいなというお話を聞いたので、届けにあがる。うちの地下車庫の肥やしになるよりは使ってもらう方がマウンテンバイクのためにはいいだろうと。

17:30。鎌倉。4年前に竣工したすまいへメンテナンス確認。普通の雨ではシミができなく、少々多いかなという雨ではシミができるという部分の補修工事を施工会社に依頼していた。改修工事に立ち会えなかったので本日夕方立ち寄る。家にはいると暖かい。奥様は22°ありますよと温度計を差し出す。建て主は。台風時の雨漏り確認。大風時の雨漏り確認。通常雨の雨漏り確認。すべて点検しておられた。この建て主はすまいを愛しているなと安心する。それらの記録を今後もお願いしますと伝え様子を見守ることにする。帰りがけ、薪ストーブを完全に使いこなしている今年無事に定年退職されたご主人に『あったかい家をつくってくれてありがとう』と。

葉山に帰り、事務所のドアを開ける。かなりきなくさい。焚き火の残り香が空間に充満。朝9:00に葉山を出るとき、戻ってきたときに空間が冷え切っていないようにした。それは、盛っている熾火に薪を6分目まで庫内に挿入し給気を0.5mmに絞って出かけたのだ。それから事務所に戻ったのは10時間後の19:00。約10時間。薪ストーブ庫内を見るとまだ燃えてきっていない炭状態になりつつある薪が3本転がっている。火は消えていないがドラフトが弱まり、庫内の焚き火臭が逆流していたようだ。薪を2本追加し、再点火。30分もすると空間に充満していたきなくささは消えていった。

●2007.12.03(月)

たまには良いかと休日を決め込む。中高生の試験前にやる部屋を片付けたり、理由を付けて他のことをやるあれである。たまりにたまったビデオや写真を整理する。体はその整理に追われているけれど、頭はまったくプロジェクトの推敲に終始する。しかたがない。これだ!という決心がつくまではもがくのはいつものこと。今日のように1年経過4年経過してもありがとうといってもらえることを望んで悩み倒している。

●2007.12.04(火)

上棟時に発覚したミスを建て主と工務店同席で協議。設計者である私が第一発見者。上棟式を予定していたのでおめでたい日に私は大げさにしなかった。その間違いをどうするかを工務店と協議しているうちに現場は進む。設計者の私がそのミスを気づいたときにすぐに工事をストップすれば良かっただろう。その最終協議を現場で行う。その後の改修内容を関係者で協議し合意。建設的に協議することをあらためて実感する。用心棒、設計者、代理人としての責務を再確認。建て主のために再度、設計監理者の役割、施工業者のやるべきことを確認する良い機会だった。

●2007.12.05(水)

週末打ち合わせのプロジェクト。試験前のうろたえから少し抜け出し頭の中のむにゃむにゃを紙に書き出す。何故、むにゃむにゃしているのかはわからない。相棒に何故かそのプロジェクトにはまだ入れないんだよね〜と話すと『肩に力が入っているんじゃあないの〜』。そか。と膝を打つ。私が考えているストーリーをそのまま紙に書き出してみた。もんもんとしながら、イエロートレペに赤色鉛筆でぐりぐり。書き出すことでアイディアが沸いてくることもある。私の持っている脳内知識だけではもの足りず。建築学会発行の建築雑誌なども手当たり次第に読みあさる。今後のオフィスはコラボレーションも考慮して構築されなければならない〜などと読んでしまい横道にそれる。

▼ コメントする

▼ サイト内検索                複数キーワードは半角スペースを挿入