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昨今の大学生って朝、歯を磨きながら何気なく「youtube」を観るのか〜と昨年感心した。TVではなくネット。旧友と酒を飲み遅くに転がり込んだ家の奥さんとも飲み明かし。朝。キッチン脇のパソコン部屋の前でぐったりしていると大学生のY君がやってきて歯を磨いていた。その前にはMac。何を見ているのかというとyoutube。ほう。そのあと高校生のK君。小学生のH君。とわらわらやってくるが。みな。TV。youtubeは大学生のお気に入りらしい。先日私も何気なくyoutubeを見ていて時の流れに思いを馳せてしまった。

1964年デビューのサイモン&ガーファンクル。WIKIによると当初全く売れなかったらしい。その後、プロデューサーの機転のおかげで売れはじめるが、私自身当時の彼らの映像を見るのは初めてだった。一生懸命さが伝わってくる。自分たちの歌を聴いて欲しい一心だったのだろうか。


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直後世界的なフォークデュオになるが、デビューから6年後の1970年に解散してしまう。本当に音楽に対する考え方の違いで解散したのだろうか。解散11年後1981年NYセントラルパークでのこのライブを見て妄想がふくらむ。金を手にすると人間ワガママになるんじゃあないか。

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そうでもないかな。純粋に音楽を追究しようとしたときにぶつかり合ったのではないだろうかと。これはいつの映像だろう。かなり最近だよな。コブクロも年を重ねるとこんな感じになるのだろうか。

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今週末。大学時代の恩師の還暦のお祝いに行く。私とはちょうど一回り上。学生当時はかっこいいちょいわる講師という感じだったけれど。今思うと12歳上でしかない。なあんだちょいわる兄貴じゃあないかと思ってしまう。しかしながらその兄貴に導かれて建築を学び面白いと思い始めたところで社会に放り出され。人生の荒波にもまれ。かれこれ25年。いまだ、その建築のおもしろさと格闘しながらいつかは俺もちょいわるにと企んでいる。独立して14年。デビューと同時にスターになってしまっていたら今は無いかもしれない。もんもんと自己格闘していることができるからこそ今の自分があるのだと思う。無駄に時を重ねて生きたくないなと。久しぶりにちょい悪兄貴のかっこよさを拝ませてもらうのを楽しみにしている。

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