2008.05.11(日)。東京電力主催のイベント「来て見てSwitch!オール電化体験フェア'08 in パシフィコ横浜」。電化推進パートナー成幸建設(株)の展示ブースに陣中見舞い。道中雨がぽつりぽつり。行くのをためらうが他の設計事務所の様子も見たいとさるこが言うので敢行。会場入り口から強制動線をくねくね歩かされてやっと会場にはいると真正面に成幸建設のブース。良い場所だが閑散。後ろの積み木で子供遊ばせている工務店のブースは大盛況。成幸建設は設計事務所4社のアピールブース。静かにきりっと締まっている。それらしいではないか。そんな趣旨のブースで老若男女わいわいというのは気持ち悪い。担当の佐藤さんと関さんにおつかれとお見舞い。すると社長の宮原ご夫妻も現れ、業務連絡。他のブースへ。
大賑わいの人波をふらふらかき分けていると聞こえてきた。『キッチンからレンジフードが無くなりました!』。やや?と注視する。なんだ。ハイキエースもどきじゃないか。と思うが客が居ないひっそりとしたブースで担当者から説明を聞く。『IHコンロは一酸化炭素を発生させないので換気の必要が無いのです!』『じゃあ。臭いや油煙は?』『この部分から吸われて裏に出てきます』『ん?家の中にまき散らすと言うこと?』『フィルターで濾過しますので外に出す必要はありません』『ん〜...(面白いかも』。
常日頃、冬期蓄えた内部の熱を出さないことで寒くないすまいを仕立てたいと考えているが、キッチンの排気&給気でせっかく蓄えた熱も逃げていくのがもったいないと思っていた。(24時間換気でシックハウス対策なんてもってのほかだ)室内空気を汚さないのなら臭いと油をフィルターで濾過して熱だけを家の中にまき散らすのは納得いく。キッチン暖房だ。夏は近くの窓をあければよい。視界的にも邪魔なレンジフードから開放されるとどういうスタイルが考えられるだろう。
・フレキシブル給排水設備として移動可能なキッチン
・夏はテラス際にキッチンを移動してテラスキッチン
・各個室にミニキッチン。冬寒いときはお湯を沸かして一石三鳥(湯・暖・湿)
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もっと面白いスタイルが発見できそうだ。
●2008.05.09(金)
合い見積もりの解体整理。各社の見積もりの分類分けがそれぞれ違うため簡単比較ができるように合計300ページにもわたる見積書をくまなくチェック。会社の特徴・姿勢が見えてくる。
●2008.05.10(土)
『"地球都市"というメッセージを発信する都市にしたい。』と語る建築家安藤忠雄。この人の武器は繰り返しやり続けられる不器用さではないか。器用貧乏の反対。コンクリート。緑。地下。きっと不器用だから続けられるのだろう。そして力強さが増すのだろう。見習いたい。午後。基本設計の打ち合わせ。今後の方針を見定める。もう少し不器用に私の信条をしたためてみたい。
●2008.05.11(日)
パシフィコ横浜のあと。ユニクロへ。週替わりのテーマTシャツ。今週はヨツールがプリントされるという。クラシカルなクッキング薪ストーブのイラストがデザインされたシンプルなもの。XL1枚お買い上げ。それにしても寒い。さすがに薪ストーブは焚かないが、真空管アンプの熱が心地よい。
●2008.5.12(月)
例年ならばそろそろ窓を開けながら仕事をしても良い季節。今年は寒くて仕方がない。空気清浄機が頭をよぎる。窓を閉めきりにしていると煙を吐く際にベランダへ移動。冬なら仕方なくそうするが、今の時期は難しい。寒くても我慢して窓を開け放し仕事。鼻風をひく。リサイクルショップで空気清浄機を探すとイオン式空気清浄脱臭機なるものを発見。新品で890円。だまされても良いと買う。
●2008.5.13(火)
イオン式ってなんだろう。ググってみてもよくわからない。ブラウン管の画面が汚れる仕組みと同じ。静電気で集塵しようとするものらしい。短時間的には効果無いとあるが、心なしか部屋の空気からたばこ臭が無くなっているような。でもなんとなくイオン臭というのかへんな臭いがする。しばらく部屋にいると気にならなくなるが、外から入ると一瞬うっとなる。はやく例年の気候に戻って欲しい。
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