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昨日、成幸建設の宮原社長から電話。「明日浜松にウナギを食べに行かない?」「ん?」「プレカット工場の視察に行くんだけど、お得意様二人で行くのがもったいないから、佐山さんどう?」「ごめん。。用事があるんだ。また、誘って〜」「ホームページ新しくしたから見てよ。佐山さんも出てるから」「はいよ〜」。電話を終えたあとすぐ、ばたばたしていてWebSiteのこと忘れてた。

今日夕方さくっと近所の海でRun&Gunしたあと、先日送ったDMでお付き合いが始まった逗子の工務店社長のお誘いで(社)倫理法人会の経営者セミナーに出席した。なんというか、経営セミナーとか、なんとか会とかいう会合には出席したくないのが本音。名刺を持って右から左によろしくといって歩き回るのが大の苦手。しかし、会社の名称変更をあえて敢行し、生まれ変わる決意表明をした手前、苦手を克服していかねばならない。時間を気にして夕方逗子にすべりこんだ。誘ってくれたH社長は「佐山さん一番のりですよ〜」と歓迎してくれた。早速業務連絡。「今度うちのホームページで、葉山の環境建築の草分けの佐山さんと対談模様を乗せたいんですけどいいでしょうか。」「ネット?良いですよ。どんどんやりましょう」。セミナーが始まる。会社経営者の心得。不況を何度も乗り越えてきた松下幸之助の訓。第一章。「不況はチャンスと思え」。ポジティブシンキングでGOー!ということだな。眠たくなるのをガマンしていると。「はっ!と。気がついたら即実行」。それができるのは、1割程度しかいない。その差が会社運営に大きく出てくるのだと。1時間ほどのセミナーが終わり懇親会がはじまる。大人の経営者ならばその懇親会で名刺を配りまくって営業するのだろうが。。すぐに軽トラに乗り込んでしまった。理由はわからない。

今日の予定を終え、宮原さんの言葉を思い出す。サイトをチェック。ん?プロに頼んだか。すっきり今風なWebSiteに変身していた。かつて、10年ほど前、うちの鈴木が描いたイラストをベースにしたサイトではなくなっていた。あかぬけた感じ。あか抜けると世の中のその他大勢と同じになることに気がついた。以前。私がもっとも信頼する成幸建設の施工管理部 部長 岩田 健一さんに言われたことがある。「佐山さんのごっつい木の使い方が良かったんだけどねえ。最近アトリエ風だね」。その時は意味がわからなかった。成幸建設さんのリニューアルサイトを見て「はっ!」と気がついたのだ、あか抜けると埋もれてしまうのだと。

それはさておき、特筆は宮原さんのブログがあったこと。ブログってその本人が書いて始めて有効になるとあらためて感じる。ホームページは会社の顔であったり、運営者の顔、すなわちよそ行きのお見合い写真の様なものなのだが、ブログになるとお見合い写真ではなく、すっぴんの個人があぶり出てくる。宮原さんらしい良い味がでているよいブログだ。911報道が発端のブログは日本では個人日記で個人営業の趣がある。日本らしい文化として発展すればよいと思う。匿名の個人攻撃はナンセンス。かっこわるいことと少年少女に付け加えておく。宮原さんのブログにコメントしたかったけどコメント欄がない。リスクマネージメントが効いているのか。少なくとも個人の顔を出し、実名で、正々堂々とやっている限り、個人攻撃を目的とした陰湿な攻撃はやってこない。2009.03.18でこのWebSiteも丸10年を迎えるが正々堂々私が前面に出ているので陰湿な攻撃は全くないのだ。正々堂々、分相応にきちんとした建築を造っていきましょうね。宮原さん。


1999年9月10日
成幸建設と一緒につくったラジオ番組。
「すまいは街の空気をつくる[No.12]」
なつかしいですねえ。


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