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葉山のカレーの名店「木漏れ日亭」が1〜3月、週一回だけ完全予約制・一日二組限定できりたんぽ鍋の会をするとのことで、ご近所のみなさまと予約。実際は1月の時点で予約はいっぱいだったのだけれど、近所のよしみということでむりくり予約を入れていただくことができました。しかも貸し切りパーティー形式。7.5人で大いにしゃべりながらゆったり食べることができました。

店主のカメさんが秋田出身と言うことで、素材は秋田の入手が難しい料亭クラスの貴重な素材ばかり。それぞれに出会いまでの裏話がありカメさんの説明を聞きながらわしわし食べて行きます。

きりたんぽについては、秋田のおばあちゃんがいろりで焼きながら作っているもので、来年もきりたんぽ鍋ができるかどうかは、このおばあちゃんにかかっているらしい。おばあちゃん長生きしてね、と遠くから祈ります。

メニュー

○前菜〜秋田の漬け物研究会が作った漬け物盛り合わせ。ちょろぎ最高。

○盛り合わせ〜ハタハタのいずし アンコウの肝和えに沖縄のアオサを組み合わせたもの 比内鶏のレバーとエリンギの煮物 エイひれの唐揚げ
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○焼き物〜ハタハタのナントカ漬けを焼いたもの 比内鶏の焼いたもの

○鍋〜きりたんぽ鍋 稲庭うどん投入
  比内鶏(臓物もin)、きりたんぽ、芹、ごぼう、こんにゃく
  途中で一年取りためてきたという比内鶏のコラーゲン投入。 
  これがうまうまでしかも翌日お肌つるつるになるという。
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○デザート
  手作り いちご大福 「これは伊勢丹で売れます!」と、伊勢丹幹部の友人が絶賛。

どれも想像とはひと味違う味で大変幸せな食事でした。来年も食べられたらいいね〜


カメさんと佐山は仕事に対するスタンスが似ている・・と思います。一度は経営者として大きく仕事をしたい!と広げながら、結局はお客さん全員の顔を見ながら仕事をしたい、すべて自分でやらないと納得できないという職人気質のため目が届く規模までお店を小さくされました。
毎日夜中の2時、3時から一人で仕込みをしていること、自分一人ではお鍋のスープも8人分つくるのがやっとで、と聞くと端からみればもっと大きくできるのに、儲かるのに、とやきもきする部分もありますが、これがカメさんのスタイルなんだよなあ、と思うのでした。




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