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我が家は昨年暮れで満11才を迎えた。そろそろ本格的にメンテナンスを始めなければならない。木部の再塗装は新築時は1年目。それ以降3年ごとに塗装を塗りかさねるのが基本。基本通りにやっていても、外部の木部は限界がある。夜露をまともに受けるところは10年が限度だろう。今年の春一番で丸太を1/4カットした木の庇が2カ所破損した。4年ほど前に他のメンテナンスのために足場を組んだときにしっかり塗装と撥水材を塗っておいた。それでも劣化していたのである。風害なので住宅総合火災保険でその分の改修費用はまかなえる。それに予算を加えて、他の部分も一緒にメンテナンスしようと目論む。

外壁はやはり10年程度でしっかり手を入れておきたい。我が家もそろそろ重い腰を上げねばなるまい。幸いシーリングで水を止めているところはほとんど無いので、外壁は洗浄と再塗装で行ける。細かい木部の修復と再塗装は自分でやりたい。どの程度劣化していて、今回やりかえしなければならないか自分で判断するためである。せっかく足場を組むので、普段目に見えない高いところをチェックして躯体に悪さするようなダメージがないかも確かめたい。

左官仕上げの部分は本来であれば左官で塗りかさねたいが、全体を葉山の伝統色に染めたいと考えている。よって、左官の部分も塗装でバージョンアップしようと決めた。塗料については少し悩ましい。新築時は全体予算の低減もあり、アクリル塗料としたがもう少し耐久性のある塗料としたい。アクリル系<ウレタン系<シリコン系<フッ素系...。耐久性もアップするがコストもアップする。費用対効果と手持ちの予算を考慮して決めていくことになる。少ない予算を有効に使おうと考えているが、悩ましい。足場の予算を削れるだけ削り、その分塗料のグレードアップにまわしていこうかと考えている。

塗料の種類と耐用年数
エスケー化研のサイトより

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