091027_h.jpg

最高の家ふたつ。関東郊外。いまだ工事中のサービスエリアから見た。用地買収で建てた家だろうか。誇らしげに同じ敷地内に建つ。

●2009.10.18(日)

春。今年の行く末を見据え営業のDM。その種まきが発芽。同じ地域に生きる我々と地域ビルダーができることを模索。共に生きることを共感し、質の高いすまいを模索できれば本望。二度目のドアを開ける。

●2009.10.19(月)

「風の建築」コンペ案のパネルを外注。受け取る。締め切りは明日中の消印。納得いかない。作業していたMACのベクターワークスでは「Windowsでは加工したとおりに見えない場合があります」と警告はあった。しかし、えいやと発注するもやはりだめだった。そのまま送ろうか...。ねばることに。もう一度発注。明日夕方仕上がると。

●2009.10.20(火)

「風の建築」平塚。遅れに遅れていた確認申請。朝一で申請。その足で、コンペのパネルを受け取りに東京へ向かってもらう。私は逗子の風の建築と向き合う。依頼から4日で仕上げる風の建築。「私は自動販売機」と豪語する大御所建築家の思いがよぎる。修羅場をくぐると自動販売機も大切だとわかるのだと。

●2009.10.21(水)

葉山リフォームの室内鉄骨工事が始まる。朝一、現場に行こうと身支度していると携帯が鳴る。高さが合わない...と。急いでいくと鍛冶屋の親方と鳶10名がヤンキー座り。仁王立ちした私は基礎のはつりを指示。即刻皆全員が動き出す。方針が決まったあとの職人の動きはすばらしい。ディレクションする方の身が引き締まる。午後、構造事務所の親分が現場確認。親分も築30年以上の木造建築の現実に感心しきり。

●2009.10.22(木)

朝一、葉山リフォーム現場をチェック。逗子「風の建築」のプラン仕上げ。締め切りに合わせ模型でスタディ。スタディを繰り返しここぞというところでプランをPDFで送る。その後も模型を切り崩す。

●2009.10.23(金)

依頼主に模型を持参。各詳細や仕様を口で説明。平塚「風の建築」確認申請の訂正事項がファックス2枚。頭の中で反芻しながら明日のサンスケプレゼンの仕込み。

●2009.10.24(土)

建築家Sのみで営業活動しようと試みた今回のサンスケイベント。告知はINAXのナショナルブランドに頼り、経費をかけない活動をしてみようとやってみた。結果は...。しかし、イベントそのものの意味はあった。前回の桜木町でやった時にご来場いただいた方々が数名来てくれた。本気の人たちである。ありがたい。続けることに意味がある。

●2009.10.25(日)

平塚「風の建築」天空率の追加説明書を作成。天空率は導入された当初から何度も申請しているが、今回初めてきちんとチェックしてくれているようだ。かつては「どうやって審査すればいいだろう?」というのは正直な方で、ほとんど無審査で通ってきたようなかんじ。ともあれ、指摘事項をクリアするようになんどもMacに計算させる。夕方、横浜へサンスケ撤収に行く。次回のサンスケは是非同じメンバー+αでやりたい。が。そう思わないメンバーもいるらしい。

●2009.10.26(月)

台風模様。確認申請の訂正事項をなんとかまとめて夕方平塚へ走る。海っぺりを走るとなんども車を横に揺すられる。けっこう、本格的な台風接近だ。暗くなり、修正を終え、成幸建設に立ち寄る。社長ともろもろを話し帰路。優秀なモノづくりマン(ウーマン)が世にはなたれていくことを思い出す。かつて所属していた上場企業が数度目のリストラをやっていたのだ。正直な人が活きやすい世の中に早くなって欲しい。







▼ コメントする

▼ サイト内検索                複数キーワードは半角スペースを挿入