本内容は、「 [All About プロファイル] 」のQ&Aコーナーに私が回答した内容です。

Q:
現在新築検討中で、天井材にセルロースファイバー:160mmを充填するそうなのですが、2階にロフトを設けようと思っておりますので、勾配天井になると思いますが、勾配天井にセルロースファイバーを充填した場合、ずり落ちる等の不具合は発生しませんでしょうか。


A:
心配ですね。
セルロースファイバーを施工するときに皆さんが心配されるのはずり落ちて上に空洞ができないかという点です。
ご質問者さんも同じように勾配天井の上部に空洞ができて断熱性能が落ちないかということを心配されているわけですね。

回答です。
・壁内でのずり落ちに関してほとんどのメーカーが対策を持って製品化しています。
 ですので、使用するメーカーの経年沈下に関しての資料を請求してみてください。
 工務店に請求してみても良いでしょう。
・壁内でずり落ちない対策をもっているのであれば、勾配天井ではそれほど心配ないでしょう。
・それでも心配であるということであれば、勾配天井の最上部に確認用の点検口をつけるようにお願いしてみてはいかがでしょう。5年後10年後その点検口を あけてセルロースファイバーが薄くなっているようであれば追加してもらうなどの保証をお願いしてみてはいかがでしょうか。きちんとした製品を自負している のであれば、その程度の追加保証は問題ないはずです。

ご理解いただけましたでしょうか。
もし、それでも不安だということでありましたら、旧知のセルロースファイバー業者に直接質問していただけるようにサポートしますのでDMをお送りください。

良い住まいができることを祈っております。

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