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2011/4/18の時点での中間報告です

9:30

ワカメの種の件、なかなか前にすすまなくてあせっていましたけど、最初に「ワカメの種ありますか?」というのを見てからまだ6日しかたっていませんでした。葉山では大風がふいてワカメが浜に上げら れるとみんな拾って食べるのですが、今年は一回拾っただけでした。近所の子供達とワカメパーティー企画していたのに残念です。


9:50

徳島のワカメの種支援の方と電話でお話ししました。前回徳島に電話したときは警戒されているような感じでしたけど、今日はこないだはごめんねーみたいな感じでいっぱいお話 しできました。マスコミも動き出したようです。動きがひろがると良いです。まずはお互い知り合い・お友達になって手伝いたい!ってスタンスでやっていきたいですね、と話し合いました。それで私とかは話しを広げて助けてくれる人をいっぱい集めるお手伝いをしていくと伝えました。

その電話で「ワカメの基礎知識」お聞きしました。
わかめの種は家庭用水槽ぐらいの大きさの水槽にメカブをいれ、目張りをして冷暗所におき育てるのだという。じゃあ、冷蔵庫にメカブを入れるような?といったらそれは違うらしいです。
わかめの種は育てる海によって違うものが出来る。三陸の種を徳島でずっと育てていくと、品種はかわっていくと。そして、三陸には門外不出のスーパー種馬わかめがあった。それが無事だったのかどうか。同じDNAの種を渡しても、そのスーパーワカメになるまで時間がかかるそうです。


10:30

徳島のマスコミは動いていますので、できれば三陸、東京などのマスコミにも動いてほしいです。自分たちだけじゃ無理だから、いっぱい広げて動けば早く実現できるんじゃないかと。三陸ワカメ出荷して初めてばんざいですものね。

10:40

今日南三陸現地での相談、明日の会議で決まると思いますが、徳島の方は近々被災地入りを希望されています。その時、地元マスコミ同行すると思われます。もうすぐ鳴門金時芋の植え付けが始まるのでその前に行きたいそうです。




20:10

南三陸の漁師さん、鳴門の支援者同士直接話できました。それで、わかったいくつかのこと。三陸は毎年大量に徳島から 買っていました。だから種が入手できないわけではないのです。ただ、足りないことはたしかなので、少しでももらえるのなら助かる。徳島も量産体制をとったそうです。

岩手はすでに新造船を数百せき発注しました。漁具も多数。ただ、宮城はいろいろあってまだそこまで進んでいない様子です。そして海の状況について今日から 調査が始まったようです。かなり復興まで大変なのは事実。流れ込んだ土砂なども問題があります。道具や船については全漁連の支援もあるそうです。

今日直接お話しした南三陸の漁師さんは組織をまとめる立場の方だったとのこと。ですので、その方だけに支援するのではなく、ちゃんと組合を通して種は 渡すことになるでしょう。徳島県なども動き出した感じがあるそうなので、官の行き届かないところ、現場の望むことを支援していきますとのことでした。

また、千葉のワカメ小売りの方が、一緒に動こうといってくれているそうなのでそこと組んで動けそうだと。そこで義援金など集められる可能性を探ります。三陸も鳴門も巨大ブランド、巨大組織なのでそこを動かすのは大変みたいです。

そして、海が同じように育つまで時間がかかるから、それと同時に別システムをすすめていきたい。これは大学とかと組んですすめていく道を探りたい。そうしないと、三陸漁業の復興はないのではないか。ライバルじゃなくて、三陸と徳島が仲間になって日本ブランドで戦いたい。と語られました。


21:00

徳島の人と、1時間ぐらい話しました。twitterでワカメ養殖復活の手伝いができました、というところまでいきませんが、とにかく、徳島と三陸の一 部が接することができました。結果もわかりませんし、どっちにころがっていくかわかりませんが、応援していきたいです。あと、徳島チームも今すぐにでも被災地にはいきたいけれど、 ライフラインや余震などあるので夏以降になりそうとのこと。あと、電話で盛り上がったのは生わかめのしゃぶしゃぶ。あれ、うまいですよねー別もんですねー産地の 特権ですねーと。


21:30

種を徳島からそんなにいっぱい買っているんだ?!と徳島の人もびっくりしてました。葉山で想像していたわかめ養殖と全然違うんですね。もう、スケールも、ブランドも。ちょっと三陸すごすぎます。早く海きれいになるといいなあと思います。

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