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生き方と建築家として尊敬する安藤忠雄さんの記事を目にしました。

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東日本大震災復興構想会議の議長代理を務める建築家の安藤忠雄氏は20日夜、BSフジの番組に出演し、「がれきの山に土を載せて町をつくるわけにはいかな い。(行方不明の)子どもがいるかも分からないところに町はできない。そこは森にしたらいい」と述べ、東北地方で壊滅的な被害を受けた地域に「鎮魂の森」 をつくることを提唱した。

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私はこのテキストを見て、津波がおそってきて破壊されてしまったエッジラインにサクラを植えるのが良いと思いました。毎年、春が来てサクラ前線が北上するのと同時に、日本国民のみならず世界の人が 「ああ、今年も東日本に春が来た〜!」 とこの世の春を謳歌するのにふさわしいと思うからです。

きちんとしかるべき時が来たら、サクラの下でいろんな想いを肴にお酒を飲みましょう。大変だったねあのとき。大変だったんだよあのとき。「こだまでしょうか。いえ。えだのです。。なんて時もありましたね。」と笑い飛ばすときも来るでしょう。サクラの開花が北上すると同時に皆の想いもグラデーションのように被災した人たちへの想いへとつながっていく事が出来たら素晴らしいと思います。毎年、必ずやってくる「津波サクラライン」の開花北上。毎年春、日本いや世界中の人へむけて永遠のメッセージになるはずです。

そして、「ここより下に家を造るべからず」という石碑をつくった先人の知恵を踏襲して、「このサクララインの下に家を造らず」という東日本ラインが出来たら。それは今に生きる人間の知恵として未来に伝えていく必要があるのではないでしょうか。私は、生き方を尊敬する安藤忠雄さんの鎮魂の森構想に加えて、「東日本津波サクラライン」を提案したいと思います。是非。

被災地に行くときには、「一粒のサクラの種を」。



▼ コメント(2)

ブログ拝見いたしました。とても素晴らしい考えだと思います。
私は桜葬を実践するものですが、明日石巻の街づくり会議に参考にさせていただきたいと思います。

後藤さま。コメントありがとうございます。
是非、石巻の街づくり会議でご提案ください。
少しづつでも、賛同してくれる人や街が増えて実際に植えてもらうことができれば、将来への警鐘と大きな財産になると思います。
千葉から始まって青森、果ては北海道まで、津波サクララインが結ばれることを祈っております。
是非、その第一歩を石巻から始めてくださいませ。

また、後藤さまのサイトで「サクラ葬」拝見しました。
墓地がサクラで埋め尽くされて素晴らしい景観を創れそうです。


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