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カフェーニューサヤマそろそろ閉店ですっ!
BGMは、iTunesラジオのReligious→Always Christmasです。クリスマスですものね。
今日も一日が終わります。皆様の一日はどうでしたか?寒い日でしたね。

本日はうれしい出来事から一日が始まりました。

FBで友人(Takuちゃん)が新しく飲食店を始めると発表しました。それは、昨年来からの構想でした。場所やもろもろがはっきりするまで内密にと言うことでしたが、今朝本人からFBに向けて「目黒でやります!」と宣言があったので私もうれしくなり「よし!」と拳をあげた朝になりました。前からどこであろうが店を出すときには、私が知人友人に声をかけ、店で使う音源のCDを集めるよと話していました。何千枚というCDが津波に飲み込まれてしまっていたから。

先週末、ここの店はまだバーチャルだけの【(仮)カフェーニューサヤマ】なのですが、ブログを見た旧友が「佐山さん、カフェはじめたんですって!お祝いに行かなきゃとおもってたんですよ!」と電話が鳴りました。うれしいやらはずかしいやら。店を始めるとそんな電話一本でもうれしいものです。

FBで新規出店宣言をしたTakuちゃん。私には本業の建築家としてのアドバイスを求めてきていました。が。私は勝手に、もともと商業施設の新規出店のプロジェクトに数多く参加してきた企業人時代のノウハウは惜しみも無く出すつもりでいました。なので勝手に今からとてもわくわくしているのです。

商業施設は、三つの視点でコンセプトを詰めていきます。

ひとつめは、「品態」の視点。何を売るのか。競合他社とはどんな差別化を図るのか。物販であれば、人と違う何を売るのか。飲食であれば、自信ある何を食べてもらうのか。

ふたつめに、「業態」の視点。商品をどのようにして売るのか。物販であれば、対面販売、側面販売、スーパーレジ方式...。飲食であれば、セルフ、カウンター、オープンキッチン、ケータリング...。どういうサービス方法でお客様にサービスするのか。どのようにして競合他社と差別化していくか。

みっつめは、「店態」。店のデザインです。品態、業態によって店のデザインは全く変わってきます。奇抜なデザインをすれば良いという単純なものではありません。しかし、品態、業態をしっかり表現できる今までに無いデザインでなければ「売れる評判店」にはなりません。

これらの三つの要素がうまくかみ合い、狙ったコンセプトが市場に受け入れられたときに、生活者にひいきにされる良いお店として長く繁栄していくことになります。ちなみに25年くらい前に私が手がけたお店は未だに堂々と繁盛しているのがうれしくてなりません。東京ドームの物販店です。


【(仮)カフェーニューサヤマ】はどうなんだろうなあ。名前もそろそろ(仮)を外したいところだけど、まだまだ納得できるものがないんですよねえ。うちのこの店も三つの視点から考え直して、皆さんに受け入れられる建築カフェにしていきたいと思っているところであります。はい。

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