最近、購読新聞を変えた。
産経新聞から朝日新聞へ。
学生時代から振り返ると、読売、朝日、日経、東京、朝日と続き、昨年当初、はじめて産経新聞を購読した。
私の新聞経歴を見てもわかるように、思想的にはノンポリシーである。
ノンポリと言うよりは、イデオロギーに無頓着。
政治や社会思想に対して全く感心が無く、そのへんの既成概念が大きく欠落している。
そんな白紙状態だからか、産経新聞をはじめて定期購読してびっくりした。
石原東京都知事の『日本よ!』や『産経抄』の歯に衣着せぬ物言いに驚いた。
しかしながら、その切り口に驚きを隠せない違和感を感じていたのは半年ほど。
人間恐ろしい。
一年もすると、慣れてしまうのだ。
最近、『クールビズ』なる思想が大いにマスメディアに取り上げられている。
戦略的にエコロジーを具体的実践に結びつけようとしているらしい。
良いことだと思う。
20年くらい前から感心がある私にとっては、やっとそこまで来たかという感じである。
昨夜、FMラジオをBGMにはんだごてをにぎっていたら、なにやらイベントの公開放送をやっていた。
半分聞き流していたら小池百合子大臣がツバキを飛ばしながら訴えていた。
東京タワーの照明を消そう!という公開放送イベントらしい。
モーニング娘。やフミヤなどがゲストで参加し、クールビズやチームマイナス6%のことを告知していた。
ぐっと、現実的、庶民的なところまで啓蒙の裾野を拡大しようとしているらしい。
先月、切り替えた朝日新聞にまたもや驚いている。
産経新聞に慣れすぎたのかもしれない。
『紙の量』の違いに驚いた。
折込広告の量が約5倍。新聞の厚さも2倍以上。(私の個人的感覚測定)
思想的にはよくわからないが、エコロジーの視点だけで言うと、資源の無駄遣いではないか。
疑問を感じる。
これが理想と現実のギャップなのだと思う。
TVに出てくる開襟シャツの政治家も日曜日ごろごろしているお父さんにしか見えない。
クールビズなるかけ声は良いのだが、理想倒れに終わっているのをまさに自ら暴露しているかのようだ。
もっと、たのしくスマートに本質を変えていかないと。
時間はかかると思う。
しかし、人間が自然に対して犯してきた時間よりは格段に早くシフトできるとも思う。
日頃の生活(くうねるあそぶと仕事全般)を通じて、自然、環境に対し、もっとおしゃれに楽しく感心を持つようにしたいものだ。
産経から朝日とは、また随分極端ですね(笑
クールビズ大賛成です。
「暑いときは涼しい格好で良いんじゃない?」と、夏場は短パンTシャツで過ごすワシが言うのもなんなんですが・・・
エネルギーを消費することで快適さを求めるのを、そろそろ本気で地球規模で改善していかないとまずいのではないかと、数日で水あか真っ黒になった車を見て思います。
年々大気汚染もひどくなっているようです。
そうなのですよ。極端。(笑)
産経は昨年、経済的に苦しくなったから変えました。
今回の朝日新聞は、となりのうちの親が朝日から読売に変えたから、んじゃこっちは朝日にするべ、ということで。(爆)
たまに新聞変えると、いろんなもんいっぱい持ってくるのよ。
朝日新聞や読売新聞。
産経は、スヌーピーグッツ。(いらんよ)
チームマイナス6%に参加表明しましたよ。
いつもやってることだから。
でも、日本中が薪ストーブ使い始めたら、大気汚染もいいところ。(爆)
なんでも、バランスが大切かもしれないですね。
近年の大気汚染は、中国からやって来ているのではないかと考えております。だから地球規模で考えないとマズイのではないかと思うのです。
日本がかつて経験してきた公害病などの、「経験に基づいたノウハウ」を発展途上国に教授していかないと、あれは何だったのか・・・とも思うのです。色々な面で。
一国だけで完結できる問題では無いですね。
同じ条件ならば1/3のエネルギーで運用出来る日本の空調技術などももっと一般化すればいいのかとは思いますが、色々難しいんでしょうね。
エコアイスのことかな?
??
いや、普通のエアコンのことですがな。
同じ出力を得るのに消費するエネルギーは、形が似ていれば同じって事ではないですし、こんなことで、過小・過剰評価をする必要はない、まして隣国ともなればその影響が心配になりますが・・・
この手の話題がまずければ削除願います。
ちなみに
中国経済の高度成長のためには十分な電力供給が必要であり、全国の電力使用量は2020年には4兆6000億キロワットアワー、出力10億キロワット相当の発電ユニットが新たに必要となります。
この電力を発生させる為には、
石炭100%だったら、10億トン以上????現在の世界生産量の30%
石油100%だったら、9億キロリットル????現在の世界生産量の25%
原子炉100%だったら、500基新設?????現在の日本の原発が52基
どえらいエネルギー量が必要になりますが、この先どうすんだろうと「他人事」ながら心配してしまいます。
東京からニューヨークまで1時間程度で行けるようになるらしいですね。
葉山から東京に出るのと同じくらい。
そうすると、地球全部の国がお隣さん。
やっぱり、自分の国だけを考えていちゃまずい。
毎日の生活から、本気でエコをひとりひとりが実践しなくちゃならんということでしょうか。
そういう意味では、薪ストーブってやっぱり『単なる趣味』でしかない。
仮に日本の全家庭が薪ストーブを使うようになったら、公害になってしまうし、日本の山がはげ山になってしまう。
>仮に日本の全家庭が薪ストーブを使うようになったら、
そうですね。
昔、霧で有名だったロンドン。実は石炭の煙だったって話もありますね。
薪ストーブも二次燃焼システムが付いていないと販売できない国もあるそうですね。
なかなか理想通りに行かない例もあります。
ゴミを例に取りますと、分別をキチンとしすぎると可燃ゴミ(生ゴミ)を焼却するのに余計に燃料を消費するとか。補助燃料になり得る石油系のゴミが含まれなくなるのですから、バーナーの燃料消費量が増えてしまったりもします。
痛し痒しといったところでしょうか。
便利に快適に過ごしたい気持ちは決して悪いことではないと思いますし、時代に逆行することもそれはそれで良いことだと思います。
もうちと一人一人、企業、国、世界が地球環境に対してローインパクト・ノンインパクトを心がけることで、もっと住みやすい世の中になるのではないのだろうかとおもう今日この頃。
やっぱり、ネクタイはずしますか!
って、もうはずして10年以上。(爆
便利も良し、時代に逆行も良し。
やっぱり、バランスのとれたトラディショナル&モダンが成熟社会で必要なのですね。
これから成熟社会を迎える国々は、モダンモダンで行くのでしょうけど。
繁栄区域は西へ西へと。
次は、やっぱりインドあたりでしょうか。