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今日は、2005.09.03で案内した『薪ストーブを使おう!雑誌取材』の決行日だった。取材やお客さんがくると我が家は大忙し。たった24坪の事務所兼自宅の大掃除なのだ。取材ということもあり、2〜3日前からわらわら。
でも、これが良いきっかけとなり我が事務所は整理整頓されていく。

予定通り午後一番にライターの女性とカメラマンが到着。「薪ストーブの魅力は?」「えっ!薪ストーブしか暖房はないんですか?」「あっ、ほんとですね。エアコンがない。」「いつ頃から薪ストーブを使っているんですか?」・・・・・「いつも新築の家ばかりを取材しているので」「いい感じになるんですねえ。」「何年になるんですか?8年目ですかあ」「で、薪ストーブを使われて何年に?」

「私は生まれた頃からストーブなんですよ。」「北海道の田舎町だったんで、石炭ストーブを10歳まで」「だから、自然に家にはストーブが。」「エアコンって、暖かい風が出るだけでしょ?風に当たると体感温度下がるんですよ。」「あんなの暖房機ではないですねえ。」「苦労?いっぱいありますよ。」「だから、薪ストーブを導入することを私から勧めません!」「だって、大変ですもの。」「薪ストーブって、癒しではなくて、使いこなすのが大変な道具ですから。」「道具ですよ!道具ってわかります?」「カンナは道具ですよねえ?刃の出し方を間違えると削れないし、刃をたまには研いでやらなければ削れないし。」「薪ストーブはホントに優秀な道具なんですよ。」「インテリアの小道具ではない、本当の生活する上で優秀な道具なんですよ。」はあはあ。

「それで、何年になるんですか?」「この家では8年目。子供の頃を含めるとかれこれ・・・・」「薪ストーブだけで良いんですけど」「ん〜〜〜ん。15年くらいになるかなあ。」「ん???・・では、この家の前にも?薪ストーブを?」「そうです!」「自分で設計されたんですか?」「そうですよ。」「今は?」「前の家族が・・(そこまでいわせるか!)」「(・・・女性ライター。目が点・・・)」「雑誌には書かなくて良いですよ。(笑)」「そそっそうしますです。」

疲れました。


夕方、8年くらい前に私が基本設計だけを担当した家を中古で購入された買い主が当時の図面が欲しいと訪ねてきた。いろいろないきさつがあり、私は基本設計だけ携わったすまいだった。
中古物件を買うにあたり、その建物は以前からよく知っており、その建物のそばを通るたびに『かっこいいなあ』と眺めていたらしい。『みんな知っている有名なかっこいい家ですよ。葉山では』とも。昼の取材の疲れもどこへやら。うれしいやら。


いろいろなことが過ぎ去っていった一日でした。

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ようやく今シーズン&来シーズン分の薪集めを始めた。 去年は1度も薪造りししていなかったので、今年は倍働かねばならない。 一寸言い過ぎだと思うが、「薪造りせぬ... 続きを読む

▼ コメント(8)

さるこさん、お久しぶりですぅ。
なかなか骨の折れる取材だったようですね。
その模様を雑誌ではなく、動画無編集で見てみたかったです。

ところで、一緒にいたカメラマンはどんなリアクションだったんでしょう?

何はともあれ、お疲れさまでした!

hiromiさん、こんちわわ
お気づきやも、ですがミクシ経由だとわかりにくいけど、上の文章はごろんが書いたものでっす。

とっている様子を写真でとる、って思いつかなかったなぁ
とっておけばよかったなぁぁ

本当は薪ストーブ(玄関部屋)がメインだったのですが
カメラマンさんは囲炉裏(居間)が気になったらしく、すごい何枚もとっていました。
なんでだろう?

カメラマンさんと、編集さんからはうちにきてすぐ
犬の春呼と、猫の寅路朗もいっしょに撮せますか?と依頼があり、二匹ともモデルとして活躍しました。
寅の方は、いる場所をとる、という感じでしたが
春呼の方は「薪ストーブの前でくつろぐ」というポーズを指示され、
何度も何度も「お座り、伏せ」「フウウウウウ」
「あーそこじゃだめだ、もっと右に」
「立って!お座り!伏せ!」「ワフウウウウウ」
「あ!動いちゃだめ!も一回!そこじゃなくてもっとこっち」
「立って!お座り!伏せ!」「ワフウウウウ」
とふるえながら何度もポーズを取り直しさせられておりました。
モデルさんもたいへんだなぁ

hiromiさん、こんばんわ。

>一緒にいたカメラマンはどんなリアクションだったんでしょう?
ライターの女性はまだ若い好奇心旺盛な感じのいい女性。
カメラマンは酸いも甘いも知り尽くしたおじさんカメラマン。
じっくりと職人のようにもくもくと絵を切りとっていました。
現場では一番口数少ないけど存在感は一番大きかったような。
そのおじさん、3階の囲炉裏に夢中になっていました。(笑

涼しかったんですけど、たまにカバンの中からごそごそ出した2L入りペットボトルの水をごくごくうまそうに飲んでいました。汗だくで。

ごろんさん、さるこさんこんにちわ。
先日はどうもです。
またまただんなが‘薪ストーブの取材が来たらしいんだけどさ〜、くくくっ’と楽しい(?)取材の様子を読んで聞かせてくれました。
春ちゃんの様子も含め私も動画で見てみたかった!

>「だって、大変ですもの。」

全く同感です。はうー。
薪ストーブなんて好きじゃないと出来ないけど、好きでも時々しんどいなーと感じるわたしは歳なんでしょうか。
そろそろ引退かな?

>PEACEさん、こんばんわ。

今日ゲラがあがってきました。うう〜ん!あんまり薪ストーブ派増えないで欲しいかも。ほんとに大変なんですから。(笑

>うにゃさん、こんばんわ。

引退したらなにを焚くの?それとも南国に移住?(笑

>引退したらなにを焚くの?

たまにはそんなこと考えたくもなるって事で・・・
また週末から復帰です。

燃える炎にうなる斧 薪割る響きの傍らに 冷たいビールと紫煙のたゆたい
おそまつ。

>それとも南国に移住?

マジな話、台湾とかタイ・インドネシアに心引かれております。
現在ほぼ100%ネットや電話とかの通信で仕事しているから、地球の裏側に移住してもさほど影響はないのではないかと。
そう上手くはいかないでしょうけど。うむむ。

それでは、3人でよってたかって下さい。タイ〜ジブラルタル〜パナマで。(笑
寝ない設計事務所を起こしましょう!
『24時間稼働しまっせ〜、ドラフトマンのさかい〜〜なし〜♪』  

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